この一冊で「聖書」がわかる! (知的生きかた文庫 し 21-3)
この一冊で「聖書」がわかる! (知的生きかた文庫 し 21-3) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
殆どの西洋文学を文学理論で深読みするとき、避けて通れないテクストとして聖書がある。聖書を知らずして西洋文学を語ることが出来といっても過言でない…… とはいっても、あの膨大な量の聖書(旧約・新約等、外典も含めて)を読むにはさすがに抵抗がある。よって手抜きをして手っ取り早く”聖書とは何ぞや”という目的で本書を手にした。ただ数世紀の歴史を持つキリスト教の聖典は、その解釈だけでも星の数だけ存在(よって宗派も星の数だけ存在する)するので本書だけでカバーするのは無理があったようだ。さらなる研究の必要性を感じる。
2016/10/26
Humbaba
ユダヤ教徒キリスト教,そしてキリスト教は,同じ経典を基に生まれた宗教である.軸となるものは同じであったとしても,その後の成長の仕方によってそれぞれに異なる部分がある.それを認識することが,宗教を理解する第一歩となるだろう.
2012/03/05
ひゃくめ
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の原点が一緒だと!?というレベルの自分だったが、結構わかった気になった。原点一緒なら仲良くしたらええやんと単純に思うが、そう単純じゃないんでしょう。 現代社会の事もっと理解したいなら聖書って外せないよねーって誰かに言いたい。え?聖書って聖書っていう本が1冊だけあると思ってたの?マジ?とか言いたい。聖書まだ読んでないけど笑
2016/08/19
niko
この本では、聖書と、その歴史について書かれていて、ユダヤ人についても少し理解する事ができました。この本に書いてある話をキリスト教信者である友人達にしたら全員否定をしていましたが、こういう客観的な意見を知識として持っておくことも大事だと思うのでけっこう満足しました。
2008/03/06
れんきゅう
新約はかつて読んだことがあったが、旧約もちゃんと読んでみたいと思った。神は人間の支配者ではなく、親のようなものだということ。強制的な関係ではなく、愛と信頼の関係だということ。キリスト教の信仰とは、神に愛されていることを信じることだということ。
2015/08/09
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