KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

人生、報われる生き方: 幸田露伴『努力論』を読む

人生、報われる生き方: 幸田露伴『努力論』を読む

人生、報われる生き方: 幸田露伴『努力論』を読む

作家
幸田露伴
渡部昇一
出版社
三笠書房
発売日
1997-10-01
ISBN
9784837917076
amazonで購入する

人生、報われる生き方: 幸田露伴『努力論』を読む / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

B.J.

●惜福:火鉢の中の炭火をむき出しにせず長持ちさせるようなもの。  分福:よく熟した果物を他人と一緒に賞味するのと同じ  植福:自分の力・情・智をもって人の世に幸福をもたらす物質・清趣・知識を提供すること ●飯も満足に炊けずに「珍味」を追うな・・・本文より

2020/03/02

kanaoka 57

自分を変えていくためには、努力が必要であるが、それは自然な努力でなければ実を結ぶことは無い。人は自然法則の支配ものとに生きている(天地と人は相呼応する)。温暖湿潤気候、四季は、気を通じて心身に強い影響を与える。気とは体の各器官と心、人と人、物との交差するところの関係性である(その意味で温暖化の悪環境の現代は瘴気が溢れている)。気を練ることで、良い関係性、良い習慣を生み出す。習慣とは事柄の価値よりも習慣の価値としてこそ尊い。新しい自分が作り出されていない限り、新しい運命も獲得することはできない。

2016/09/27

Hiroki Nishizumi

気の張り、浩然の気、意の料簡、情の感激、智の光輝、そして難行道か、、、

2016/12/26

にょん++

読了。当たり前の事を当たり前に行い生きていく上で成される有形の努力と無形の努力、人に対する福を分ける行為について、歴史方面を引用し再描画した感覚。しかし福を植え、新たな福を得るという感覚は本書から新たに考えさせられる内容であった。後半の気の話しはやはり歴史に則り見える物、見えない物その間に有る物という展開だったが、現代科学の観点からみるとややうそ臭い感覚が拭い切れない内容であった。第6章の自信の堆積と勇気の関係、古い自分を切り捨てる考えは納得のいく内容であったと評価できる。

2013/07/07

とら・トラ・虎

○ 幸田露伴の努力論について(為になったことのまとめ)

2012/09/18

感想・レビューをもっと見る