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なりそこない (f‐Clan文庫)

なりそこない (f‐Clan文庫)

なりそこない (f‐Clan文庫)

作家
高里椎奈
ancou
出版社
三笠書房
発売日
2011-11-18
ISBN
9784837936046
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なりそこない (f‐Clan文庫) / 感想・レビュー

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雪紫

再読。歳を重ねてから読むと、集った5人のおっさんやお兄さん達の悩みに刺さる部分がある訳で・・・。隣の芝生は青いというが、その芝生もそう見えて、見えない言えない悩みがある訳で・・・。やっぱり赤ちゃん誘拐話よりも5人が慌てふためいて、溜まった引け目出してくところに面白さがあるんだよな。自分の今と照らし合わせて刺さる部分多くなったけど(そういや作中のおつまみ初読から簡単で美味しそうだと思ってても未だに作ってないなぁ)。

2023/11/22

ダージリン

新しい文庫レーベルですが、その中でも異色の作品かもしれません(笑)。読んでるうちに、引き込まれます。赤ちゃんと25歳~45歳の男性が「誘拐事件」の犯人らしきものを捜す、一夜の話。高里椎奈さんらしい心理描写とオチが面白かったです。

2011/12/28

はるき

新レーベル立ち上げらしいが、高里さんらしさが損なわれた感じで残念無念。男と赤ん坊だけの潤いのない世界で終始するってちょっとどうなの。文章の流れが悪くて読みにくい。

2015/09/23

雪紫

赤ちゃん誘拐事件として見るならば拍子抜け。むしろその事件を契機とした5人のおっさんやお兄さんの過ごすドキドキ体験や(隠れておつまみを作ろうとするところとか)それぞれの秘密や悩みを(グサッと来る時あり)書いた一夏の物語として見た方が面白い。作家の悩みは・・・高里さんの体験、なんだろうな。

nyanlay

一応ミステリーですが最終的には犯人探し、と言うより、題名の『なりそこない』の意味が理解出来た、と言う感じ。一応主人公はちゃんといるのに、その主人公が一人称ではないのが、いい意味で良かったです。

2016/02/15

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