廃王国の六使徒 (f‐Clan文庫)
廃王国の六使徒 (f‐Clan文庫) / 感想・レビュー
ダージリン
世界観だけでも好みなのに、漫才っぽい会話とか、キャラクターの際立つ個性とか、もう最高です。読後感も胸に暖かです。続編もあるなら、ぜひクレメンテさん(86歳)も使徒に加えてあげて下さい!(笑)
2012/01/04
まりもん
作者ならではのゴシック感が出ている話だった。 父親の魔香水しか自分は持っていないと思っていたアレシュが実は凄いことできる人物だったりと、色々展開は面白かった。ちょっと後半の内容が駆け足ぽく感じてしまった。
2011/11/24
杏
オペラシリーズが結構好きだったので、購入。面白かったですw 退廃的な街に、個性的な人物。最初はミランとアレシュのやりとりが、され竜にしか見えなかったけど、慣れればなんとか。クレメンテのチートっぷりが良かったです。でも、あの終わりでは、続編が出ても彼は出てきてくれませんね(´・ω・`)黒幕が雑魚だったのが、なんとかならないのかなーと思いつつ、楽しく読めました。あと、これはニアホモ狙いなんでしょうかね。「恋だけが絆じゃない」のは結構だけど、そっちに走るのはいかがなもんかw 続きが出てくれたら嬉しいな♪
2011/11/18
つたもみじ
ゴシックファンタジー。耽美と退廃。世界中の呪いが集まる百塔街で生まれ育ったアレシュ。その美貌と父の残した魔香水で恋多き人生を謳歌している「無能」な遊び人である彼が、この街を浄化しようと乗りこんできた神の寵児である司祭に対抗すべく、三百年前に街を救った「深淵の使途」を再結成する。アレシュ以外の能力が最強揃いで、性格もクセモノ揃い。自称兄貴分な下僕、千年を生きる魔女、葬儀屋の首領、魔界の住人の少女。ストーリー的には前半の伏線も回収してあり、纏まりは良かった。六使途の最後の一人が彼か…。読了感も良かったです。
2015/03/25
れいき
栗原さんとTHORESさんの組み合わせはやはり正しい。騙し絵みたいな世界での、人外チート超人達によるダークな御伽噺かと思いきや、人間の物語でした。神の寵児クレメンスに投げかけた「これでただの人間に近づいた」という祝福の言葉が記憶に残る。さすが栗原さん。そして世界観をまた見事に描きあげたTHORESさん、見事。読み切りではもったいない、魅力的なキャラクターたちなので、もうもうぜひぜひ続刊頼みます!オペラシリーズ読み返そうっと。ミリアーン!
2011/12/15
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