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若き検死官の肖像 (f-Clan文庫)

若き検死官の肖像 (f-Clan文庫)

若き検死官の肖像 (f-Clan文庫)

作家
椹野道流
みやもと
出版社
三笠書房
発売日
2012-01-16
ISBN
9784837936107
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若き検死官の肖像 (f-Clan文庫) / 感想・レビュー

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しましまこ

久しぶりの再読。首都ロンドラから遠く離れた片田舎。主人公は熱血・実直・自信過剰、張り切りまくりの検死官。意気揚々と新任挨拶してみれば、返ってきたのは用なし宣言。死体の謎はネクロマンサーが死体に語らせるって?!素直で偉そうなネクロマンサー(趣味は料理!)と得体の知れない執事さん、別シリーズのお花屋さんみたいな家主の薬師が協力して事件を解決。面白いんだよ、ごはんも美味しそうなんだよ。これも続きをずっと待ってるんだ、ロンドラ繋がりで角川さん、貴族探偵と一緒に新装版→続き出してくれんですかね。(笑)

2018/06/20

きゅーま

大国アングレ第二の都市で生まれ育ったサイラスは念願の検死官となると同時に違う文化を持つ僻地に赴任させられることになる。そこでは死者の魂を死んだ肉体に一時的に繋ぎ、死者に最後の言葉をしゃべらせることができるネクロマンサーがおり、検死官は必要ないと冷たくあしらわれてしまう。サイラスがまっすぐ育ち過ぎた馬鹿で、最初は不愉快に思いましたが、読んでいくうちにこれはこれでよいのかもと思えるように。エイステンとヴィンセントもいいキャラクターで読んでいて楽しかったです。ヴィンセント可愛い。食事の描写が最高にお腹減ります。

2012/06/30

ノイス

最も確実な証拠はネクロマンサーの所業という変わった常識の下で、検死官としてどのように納得と信頼を得るかという、これまた変わった題材。最終的なミステリ色は弱めだが、世界設定が精巧なので純粋に物語が面白かった。この手のファンタジーでよくある単語への違和感も、今作はヤクザくらい。あとがきの、ルースのイラストが気になる。

2015/02/20

作楽

うるさくて元気な主人公と、根暗っぽいけど、料理が天才的なネクロマンサー(口の悪い眼鏡で長髪な某キャラクターとは全然違う)で、事件を解決!キャラクタで読めてしまう。とにかく、美味しそうだった!薬師のご飯も。うう。

2014/11/17

きょん

相変わらず美味しそうなお料理と、検死、それにちょっと不思議なネクロマンサーの生きる世界というファンタジーっぽい調味料を振りかけて、美味しく仕上げた小説って感じでしたね。しかし、死者も嘘をつくという条件が明らかになると、死者の最後の言葉を聞く事もかなり複雑な心情を呼びそうだなあ。とりあえず続きが出るのをのんびり待ちます。

2012/05/06

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