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シンデレラ・コンプレックス: 全訳版

シンデレラ・コンプレックス: 全訳版

シンデレラ・コンプレックス: 全訳版

作家
コレット・ダウリング
柳瀬尚紀
出版社
三笠書房
発売日
1989-04-01
ISBN
9784837954484
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シンデレラ・コンプレックス: 全訳版 / 感想・レビュー

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まなまな

シンデレラ・コンプレックスが提唱された原題の邦訳版。著者や数々の女性の生き方が事例の如く載せられており、それを通じて女性の根底にある依存願望を明かしていた。本書では分離=個体化理論やホーナイなどが度々引用されており、精神分析の色を感じた。 若桑みどり著「ジェンダーとお姫様」を読んだときのように、自分に植え付けられてきたあるいは獲得してきた"お姫様的"願望の現実をまざまざと見せつけられているようで苦しくなった。

2023/01/31

ふみ

強面フェミニズム本。内容が強烈で、読むのにエネルギーが必要。曰く、専業主婦願望は、自己責任からの回避であって、”ていねいな生活”は夫への依存の免罪符らしい・・・さすがに私もそこまで言い切る勇気はない(滝汗)ヴォヴォワール的「女に生まれるのではない、女に育てられるのだ」的立場に寄っているようだが、個人的には社会的刷り込みだけでは説明しきれない生理的性差を痛感しており全面的賛成はしがたい。しかしバッサリ切り捨てられないのは、女性の人生設計が他者依存を前提としているという問題意識は共有しているからだろうなぁ・・

2014/01/06

わをん

確かに結婚に安定を求めてしまいがちだと思います。結婚することで女性の成長が望めないどころか、停滞、退行してしまうのならやはり社会を見直すべきだと感じました。

2012/01/31

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