KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

作家
ダニエル・ピンク
大前研一
出版社
三笠書房
発売日
2006-05-08
ISBN
9784837956662
amazonで購入する Kindle版を購入する

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

徒花

部分的に冗長だったり何が言いたいかわかりにくい部分があったりするが、基本的には「昨今のビジネスの現場で重要だと言われていること」が網羅的に、しかも端的にまとめられている一冊と考えておけば間違いない。情報化社会の次に来る社会……すなわち、すべてのルーティンワークがコンピュータと発展途上国の安価な労働力に奪われてしまう未来において、それでも「金を稼ぎ続けられる人」の条件と、そのために必要な能力を大きく6つに分類して紹介している。今後も仕事を続けようと思うのであれば、一度は読んでおいて損はない。

2016/08/14

カザリ

芸術学科出てで、就職がなかった私としては、きたー!!と、思ったけれど、もちろんそんなことはなく、今できている情報処理や知的労労働力にプラスして、芸術的感性を身に着けろということで、なんていうかようは、スーパーマンになれよ、、的な結論です。でも、世の中が恐ろしい波に飲み込まれていく中で、成功をおさめるヒントがあると思います。でも、生き残るのは常に大変だから、当たり前といえば当たり前。ただ、 なんだか、気持ちがざわつきました。今の私の仕事、毎日思うけど、8割は予算があればシステムに置き換えられるから。

2017/01/17

Kiyoshi Utsugi

「農業の時代」、「工業の時代」、「情報の時代」を経て、「コンセプトの時代」の時代では、創造する人、他人と共感できる人であることが重要で、それを大前研一氏は「ハイ・コンセプト」、「ハイ・タッチ」と言ったみたいで、それには右脳を活かした全体的な思考能力が重要であるというのが著者の主張。 そして右脳が強くないのであれば、「デザイン」、「物語」、「全体の調和」、「共感」、「遊び心」、「生きがい」という「六つの感性」を磨くことだということでした。 右脳の弱い自分には頭が痛い話ではありました。😅

2021/06/20

犬こ

「情報の時代」から「コンセプトの時代」へ移行し、「左脳主導思考」から「右脳主導思考」へ視野を変え、論理や分析を好む傾向に加え、芸術や情緒的能力がつけ加えられていく時代へ。まだ曖昧模糊としているけれど、分かる気がする。ダニエル・ピンクは人気だけど、やはり読みづらい(苦笑)

2017/01/07

みんと

6つのハイコンセプトでハイタッチな感性を合わせれば、新しい時代に求められる新しい全体思考を培うのに役立つ。 ①機能だけでなく「デザイン」②議論よりは「物語」③個別よりも「全体の調和」④論理ではなく「共感」⑤まじめだけでなく「遊び心」⑥モノよりも「生きがい」 これら6つの感性は基本的に人間に備わっているのだそうだ。 この6つのポイントによって、新しいことを考えだす能力が磨かれるというのは非常に興味深い。

2013/04/18

感想・レビューをもっと見る