わが息子よ、君はどう生きるか
わが息子よ、君はどう生きるか / 感想・レビュー
黒頭巾ちゃん
“学生の息子”に宛てたものです。が、大人でも味わえます。なので、「時間が財産」と第1命題にしております。時間の使い方でその先が決まります。人間関係は初心に戻ることができます。「相手の嬉しいことをする」として、“話を聴く”“話を取らない”“腰を低くする”。頼む時や説得では「物腰は柔らかく、意志は強固に」です。腰を低く相手の自尊心をくすぶるのです。ただ、「逆も真なり」なので、慇懃な相手の本性を読む必要がありますね(*^_^*)「感情を表に出さない」は意外でした。嫌われない生き方がうまくいく方法が根底にあります
2013/12/01
おおたん
哲学本です。約300年前の話。文人政治家が息子へ送った書簡集。人生論やビジネスでも使える交渉術なども書かれていて、参考になりました。日本人が読むと、ある程度は知っているというか、社会人になれば体感するような、いわゆる「空気を読む」的な話の部分は、納得することが多かったです。個人的には、ビジネスの場においての交渉役や相手に手の内がバレないようにする話は、大変、参考になりました。相手にどう思われたらいいのか?どう思われたらダメなのか?などを教えてくれる本です。哲学書好き、ビジネスパーソン向け。
2020/11/01
魚京童!
耳が痛い。
2024/07/07
こうじ
これは名著。名文と言っても良いかも。1774年にイギリス最大の教養人の一人と称されたチェスターフィールド卿が、自分の息子にあてて人生全般の心得を説くために送ったとされる手紙なんだけど、愛情があふれる内容であるとともに、18世紀にこの内容が書かれていたかという驚きと気づきに溢れている内容。何度も読み返したい、人生の軸となるような一冊。
2017/02/08
izumasa57
ずいぶん古い本ではあるが、内容に古さを感じない。人としての賢明な生き方とは何かが詰まっている。
2015/06/28
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