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pink (MAG COMICS)

pink (MAG COMICS)

pink (MAG COMICS)

作家
岡崎京子
出版社
マガジンハウス
発売日
1989-09-28
ISBN
9784838701070
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pink (MAG COMICS) / 感想・レビュー

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ぐっち

久々の再読。これを最初読んだときは「岡崎京子、きたー!!」と思った。ユミちゃんのことすごくわかる気がしたし、ハルヲ君がすごい好みのタイプだと思ったっけな。「ヘルター・スケルター」で岡崎京子さんの本がいろいろ再版&コミックス化されていますが、私にとってのベスト岡崎京子はやっぱりこれだなあ。「空が青いなぁ」のシーンが何度読んでもぎゅっってなります。

2012/09/29

ぞしま

今回数年ぶりに岡崎作品を色々と読み返してみて、ピンクが一番面白かったというのが率直な感想。ユミちゃんとハルヲ君が、場末の焼き鳥屋だかおでん屋だかで飲み明かすシーンがとりわけ良くて、ワニを飼うって設定は言わずもがな、他にも何か色々ぶっ飛んでて、とても良かった。笑えるし、サスペンスだし、悲劇的だし…で。

2016/08/14

bluemint

バブルの頃の作品で、大不況を経た現在では正確に理解できる人は多くないかもしれない。その意味では普遍的な価値を持つとは言えない。物欲、性欲、気ままな生活などまるごと肯定され、力づけられた読者も多かったのではないか。表面的な生活態度などは現在にも繋がっているし、切ろうとしても切れない家族の問題も相変わらず残っている。経済状態が変化すれば、精神も変わる。

2019/05/08

123456789wanko

ワニと少女と女と男。男はいつの世も女には勝てないのです。それはヒトでもワニでも変わりはありません。ワニがどんどん上手くなっていく。最初と最後では別ワニです。ワニは恐ろしいほどの存在感を持っています。が、作中ではほとんど寝てるだけ。でも主人公を映す鏡なのでしょう。最後まで名前で呼ばれることのなかったワニの今後に幸あれ。

2013/01/28

しろいるか

『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』にて引用されていたので記念に登録。バブルの時代を綺麗にそこだけ切り取って漫画にしたという感じがする。ワニにもユミの生き方にもいちいちびっくりしたことを懐かしく思い返しました。そして読後はいつもちょっぴり寂しい気持ちになるんですよね。

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