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きょうも猫日和

きょうも猫日和

きょうも猫日和

作家
今江祥智
宇野亜喜良
出版社
マガジンハウス
発売日
1991-10-25
ISBN
9784838702251
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きょうも猫日和 / 感想・レビュー

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秋製 

お薦められ本。20編からなる短編集。ホンワカする話、切ない話、幻想的な話など、盛りだくさんでした。リンクしていた話もある。私は「その名はマタタビ」という話が一番好きでした。

2013/06/29

nyanco

今江さんが30年の執筆生活の中で書き溜めてきた猫の話から厳選されたお話に書き下ろしを含めた猫のお話が20篇。猫を愛し、一緒に暮らしてこられたんだな~と伝わる作品たち。猫が飼えない暮しはなんとも味気なく、夫婦は想像の幻の猫を『いないいないばあ』を飼うことにした『笑い猫飼い』が好き。老猫・モンタンが逝く『ゆめみるモンタン』も、悲しいだけでないラストが素敵。各話に宇野さんが描く猫の絵がふんだんに使われ溜息もの。今江さんと宇野さん猫好きのお二人の見事なコンビ!

2010/01/07

nekonekoaki

恋い焦がれて止まない猫との暮らし。猫を切らして久しい幾年月。そんな切ない思いに追い討ちをかけるような憎々しい話の数々です。それにしても、彼ら彼女たちの素敵なお名前に、ついつい笑みがこぼれてしまいます。

2021/04/18

みほ

猫好きの友人から借りた本。 枕元に置いて、ゆっくり、ゆっくり 楽しみました。挿絵も素敵。あっ、こういう顔 するんだよねぇと にまにま。家にいた 歴代の猫たちを思い出しながら 寝落ち。 最終話の「ああ、トージョーはん」は 思いがけず 辛い話しだった。 でも、こういう話しが結局 心に残る。

2021/08/03

きりん

もちろんタイトルに“猫”と入っていたがゆえのチョイス。猫が登場する物語が11編収録。昔話みたいだったり、ファンタジックだったり、コミカルだったりと、色々なテイストが味わえますが、全体的に不思議な浮遊感のようなものがあり、オトナ向けの童話や寓話を読んでいるような気分にさせられる。そしてそういう雰囲気には、やはり犬ではなくて猫、なんだよね……と再確認しつつの読了。『スミレの花~』が個人的には好きでした。

2017/04/12

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