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午後の足音が僕にしたこと

午後の足音が僕にしたこと

午後の足音が僕にしたこと

作家
薄井ゆうじ
出版社
マガジンハウス
発売日
1996-05-01
ISBN
9784838707850
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午後の足音が僕にしたこと / 感想・レビュー

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瑪瑙(サードニックス)

題名に魅かれて読み始めたのだが、途中で私の好みの作品ではないことに気が付き、ほとんど修行のような感じで読み終えたので時間がかかってしまった。嫌いというわけではなく、肌に合わない感じ。非常に短い話が22作品。私は男女の感情の機微に頓着な方なので恋愛ものはあまり読まない。ただ、最初と最後の作品が繋がっていて、これだけは顛末が分かってよかった。

2024/01/12

ばるさん

とても短い物語がたくさん詰まった短篇集。でもそれぞれが濃厚な時間を持っていて、読み応えは十分。日常から少し外れたミステリアスな雰囲気がすごく素敵で、引き込まれます。そして、たった十数ページの間で人間のキビを描き出す筆力が凄い。特に気に入ったのは「水曜日の雨は月曜日の猫」「トマト爆弾が落ちるまで」「黒い大きな犬を飼っているの」「中国語のカサブランカ」。そう、タイトルもそれは素敵なのです。珠玉の短篇集でした。

2012/06/18

みしぇる

この本は旅行のお供にいいよね。 おしゃれな短編集。 最初と最後の話がつながるというしゃれた構成。 最初にでていた謎が、あらぁ、そういうことだったのぉ。。。 事実を知らない方がよいこともあるのよね。

衣魚

安定感のある確実な文章力。心地よかった。

2010/03/30

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