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天使たちの誤算

天使たちの誤算

天使たちの誤算

作家
唯川恵
出版社
マガジンハウス
発売日
1996-05-01
ISBN
9784838707935
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天使たちの誤算 / 感想・レビュー

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あつひめ

どこかで歯車が狂っちゃうことってあるんだと思う。ただ、その時に自分の気持ちを冷静に客観的に見る事ができるかどうか・・・。親の認める相手と結婚したら本当に幸せになるだろうか???何の不満も無くヌクヌクと生活できるだろうか???見えない青い鳥を追いかけて、都会の中にこそ自分がやるべきことがある???それってほんと???いろんなことが間違いだらけ・・・でも、その中でより自分らしい答えを見つけながらみんな暮らしているんじゃないかな???2人は今どん底まで傷ついたけど・・・きっと這い上がってくるような気がする。

2010/09/06

星落秋風五丈原

愛なんか信じない…流実子、愛でしか生きられない…侑里。対照的な生き方を選ぶ二人の女性の挫折と再生の物語。愛と裏切りのうずまく世界で、今日も天使たちは戦っている。待望の書き下し恋愛小説。

1996/06/04

そのぼん

唯川恵の作品は女性の心理を上手く描いた作品が多いと思いました。

2011/11/26

kaizen@名古屋de朝活読書会

文庫では「恋人たちの誤算」に改題している。 流実子と侑里 2人の主人公が、それぞれの人生において躓く。 1度だけでなく何度も躓く。 躓く。躓く。躓く。 2人が躓いた先は同じ。 社会の仕組みの堅さに、 しなやかに生きていけない主人公。 どちらも著者の分身かもしれない。 幸運だけで著者がここまで来たのではないことが分かる。 読み進むのが辛くて、読みたくなくて、なんども投げ出した割に、 悲哀ではない何かが残っているような気にさせる著者の思いに 一縷の望みをかけたい。

2013/02/16

ららぴぴ

彼女たちが描いた未来像とかけ離れた状況になってしまって、それが誤算なんだろうけど、そもそも計算が甘い!と言ってやりたくなった。失くしてしまった後で、どんな未来像をまた描くんだろう?

2011/04/17

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