赤目: ジャックリーの乱
赤目: ジャックリーの乱 / 感想・レビュー
だまし売りNo
著者は『赤目-ジャックリーの乱』(英仏百年戦争中の農民反乱)、『カエサルを撃て』(ローマに対するガリアの戦い)、『剣闘士スパルタクス』(ローマでの剣闘士奴隷の反乱)、『オクシタニア』(異端カタリ派)と敗者を主人公とした作品が多い。これらは敗者でありながらも清らかな印象を残している。
2019/05/02
こみ
フランス100年戦争時代の農民の反乱に材を得た小説。反乱については実際の当時の記録を基に書かれているようだが、それ以外でも最初から最後まで性、レイプ、暴力の描写ばかりでうんざりした。主人公の他者依存が激しくころころと主義や行動を変えるのにもいらつかされ、気分の悪さだけしか残らなかった。
2017/05/31
はと
確かに、革命を煽る悪魔の姿の一つの例を読んだ感がある。強姦シーンはマジでグロイ。
2011/01/02
しろ
ジャックリーの乱。遠い昔に世界史で習ったような。佐藤賢一は14世紀のヨーロッパなんていう想像の涯のような時代を描く。小説の出来としては?があるけど、その力技に素直に感動する。
2010/01/16
もももん
頑張って読了。とにかく残酷。グロテスクな表現が多くて休憩しつつ読んだので読み終わるのに時間がかかった。作者さんの作品が好きで何冊か読んでるけどこれは少し嫌だったなぁ。テーマ的に仕方ないのかもしれないけど怖かった。。でも人物の心理描写含めた展開はいつも通り面白かった。
2013/03/24
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