モダンガール論: 女の子には出世の道が二つある
モダンガール論: 女の子には出世の道が二つある / 感想・レビュー
阿部義彦
これは今は亡き雑誌『鳩よ!』に連載されてました。女性の生き方 今昔とでも申せましょうか。明治時代は『職業婦人』は高嶺の花で殆どが中卒で、女中か女工をしていた頃から、貧乏から脱出する為には、カフェーの女給が手っ取り早かった時期、1950年でも高校進学が男48%女37%でした、60年からの高度成長期になり、豊かになり家電の登場で専業主婦=三食昼寝付き と言われるまで、その後キャリア志向があり、今や共働きでないと食っていけないほどの貧困国の仲間入り。麻生、安倍さんのお陰で御座います!←最後は個人的な感想です。
2023/04/19
禁酒パンヤ
米原万里さんの打ちのめされるような本に紹介されてた一冊を早速読みました。戦前から戦後、バブルまでの女性の意識のあり方を、当時の社会情勢を踏まえながら、とってもわかりやすくまとめてある本でした。でも人の意識って、時代が動いても、変わらないものがあるなぁとつくづく感じました。
2014/06/10
にな
あの時代から変わっていないのは女性が「変わる」時に(全員じゃないけれど)あんまり面白くないと感じてる男の人たちが多いなあ、と感じましたもう一度読んでみたい。
2012/05/20
ottohseijin
『「進歩的」な女の人は、いつも「新体制」の前で張り切っちゃうんだって』
2011/01/08
玉媛
膨大な文献や論文をひもときつつ、明治から現代の女性(といっても2000年代初頭まで)の職業、暮らしぶり、生き方を丁寧に解説した本。ぐいぐい読ませる文章力でちっとも退屈しない。軍国婦人の描写など目から鱗がぼろぼろ落ちました。シラケ世代を経て、今や日本は男性も女性も巻き込んだ生き方働き方改革時代。さて、斎藤美奈子さんはどう論ずるか楽しみです。
2019/04/16
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