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いろんな色のインクで

いろんな色のインクで

いろんな色のインクで

作家
丸谷才一
出版社
マガジンハウス
発売日
2005-09-15
ISBN
9784838713912
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いろんな色のインクで / 感想・レビュー

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KAZOO

丸谷さんにまだこのような本があるとは思いませんでした。結構丸谷さんの本は読んできたつもりですが読書メーターのおかげでこのような本に出合えました。書評とエッセイが堪能するほど収められていて楽しめます。「書評のレッスン」「74の書評」「ポケットの本バッグの本そして・・・」「ときどき樹を見ながら」「推薦します」「名作を選ぼう」に分かれていて書評が大半を占めるのですがまだまだ読んでない本が多く今後の愉しみが増えました。

2023/09/16

燃えつきた棒

丸谷才一による「書評のレッスン」と書評集➕エッセイ集。 二〇〇五年に出た本なので、取り上げられている本がやや経年劣化してしまっているのが玉にきずだが、丸谷才一の書評、エッセイの魅力が堪能できる。 丸谷との出会いはあまりかんばしいものではなかった。 まず初めに、世評の高い小説『たった一人の反乱』を読んでみたのだが、これが僕にはさっぱり面白くなかった。 それで、しばらく丸谷からは遠ざかっていたが、2022年、高松雄一・永川玲二との共訳のジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』で、めでたく再会。→

2023/08/27

ロピケ

この間読もうとした『樹液そして果実』は面白そうだったにも拘らず、時間切れで読めなかったが、こちらはすんなり読めた。丸谷さんの博学には毎回驚きっぱなしで、興味深い話の聞ける先生という存在。書評がほとんどを占めていたため、読みたい本が次から次へと。鹿島茂さん、林望さんが本に紹介され、高島俊男さんも面白いよと太鼓判を押されていて、私もまだ高島さんの本を読んだことが無いので、是非!と思わされました。ただ、ジョイスの『ユリシーズ』となると、いくら丸谷さんが面白いと勧めても、読み通せる自信は無いなあ。

2012/02/01

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