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私のスフレ

私のスフレ

私のスフレ

作家
林真理子
出版社
マガジンハウス
発売日
2007-01-18
ISBN
9784838717606
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私のスフレ / 感想・レビュー

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ゆにこ

林さんの小学生の頃の作文が上手で、この時から既に才能があったのだなと分かる。自分で自分の事を性格が悪かったと書いてあるが、本当に妬み嫉みが多い。きっとこれが彼女の力となったのでしょう。

2013/12/17

ジュースの素

林真理子の青春時代のほぼ自虐的な自叙伝。有数の進学校だった高校に受かったはいいが 田舎のデブでしゃれっ気の全くない冴えない生徒で モテたい望みを持ちながらいつもスカ。しかし、掲載されている作文はさすがに上手い。リベラルな母親の血が流れていると思われる。体育の授業の悲惨さは可哀そうなほどだ。高三の時、作文が選ばれ、パリに行けた事は後の彼女を導いている。それにしても、今も彼女は片付けが出来ない人だそうだ。何だか解る。 

2018/01/28

あきちゃん

同じようなエッセイが続き、後半中だるみ。でも卑屈なのに前向きになれる不思議な文。著者の成功を知っているからか? 学生時代の文章の上手さは尋常じゃないと思う。私も人の気持ちばかり意識して来たけど、まだまだ抜けきれない。でもだいぶ楽になった。嫌われてもどってことない、、と思うと楽なんだな。

2017/01/23

だい

デブで不潔でだらしない。多感な学生時のいじめはさぞつらかっただろう。しかし、彼女は自分を鼓舞し希望を捨てなかった。狡猾卑屈で人を妬み憎んだと綴るが、その上に今の自分があると締めくくる。人の生き方に自分を見る、読書の醍醐味でもある。

2019/09/28

tomatobook

小学生・中学生・高校生時の文集が掲載されている。さすが幼少期から素晴らしい文章だ。中高のダークな思い出を赤裸々に綴ったエッセイ。

2023/01/03

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