変奏曲 vol.2 (2)
変奏曲 vol.2 (2) / 感想・レビュー
yumiha
「皇帝円舞曲」はウォルフを見守って来たアダムスの視点から、「アンダルシア恋歌」はウォルフの妹アネットの視点から描かれる。1巻も2巻も巻末に竹宮惠子、増山法恵に加えて大友直人(指揮者)の対談がある。さて、本書を読まなかったことをそんなに「もったいない」とは思わなかった。ほぼ平常心で読み終えた。竹宮惠子の画面構成などに見入ったが、ストーリーとしてはさほど惹かれなかった。また、アンダルシア出身のエドナンが金髪で、ウィーン出身のウォルフが黒髪ちゅうのは逆ではないか?とも思った次第。
2022/04/18
珂音
ウォルフが好きでした。もっと彼を読んでいたかったのに終わってしまった時はショックだったなぁ。
2010/10/25
はなちゃん
まさに「変奏曲」。天才音楽家・ウォルフの短い一生という主題をそれぞれの登場人物の視点で変奏されて(語られて)いきます。確かに日本の少女マンガなのに、西洋の香りが高く、本当にドイツ語やフランス語、スペイン語を読んでいるような不思議な読み応えがあります。さすが竹宮先生という他ございません。
2016/01/31
ビスケ
1、2巻一気読み。『風と木の詩』、こんな番外編も出てたんだーと手に取るも、全く違う話だった。ピアニストのウォルフ(黒髪)とバイオリニスト・エドナン(金髪)を巡る、人間関係。登場人物ほぼ全てが誰かしらと関係を持っていたりして、恋愛フリーダム。特に眼鏡の人の節操なさといったら。でもこういう昔の少女漫画って、海外のいかにもな香りを感じられて、いい。
2012/09/28
ちいくま
これで完結でいいです、ワタシ。同じ主役のお話なのに、掲載誌の違いを反映してか?雰囲気や色味が変わっていて面白いです。こんなの子供時代に読めたなんて、贅沢だったなぁ…
2014/10/07
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