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豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記

豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記

豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記

作家
絲山秋子
出版社
マガジンハウス
発売日
2007-12-06
ISBN
9784838717880
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豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記 / 感想・レビュー

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里季

大好きな絲山さんの自炊エッセイ。すらすらとまあまあ楽しく読んだが、なに?絲山さんは群馬県人であらせられる。私の苦手とする関東の東京周辺の県である。いまだに栃木と見分けがつかない。群馬・・こんにゃく、高崎だるま、宇都宮餃子くらいしか知らない。あとはよく甲子園で滋賀勢とあたり、滋賀をコテンパンにしてくれる県だなあくらい。ということで、津村さんや西さん、カオルコさんのエッセイを読んだ時ほどの共感を感じなかったのが残念である。絲山さんの場合、私の中では断然小説のほうが面白い。

2017/04/06

よこたん

絲山さんの、体を張った自炊エッセイ。とにかく勢いがあって、畳みかけるように語りながらひとりツッコミも入れ、ぱっぱと作り、食べる。お腹いっぱいで嫌になっても食べる。残せないひとなんだ~。イカスミソースにパスタと焼いた餅で力(ちから)パスタって! 食べながらの「コールタール」とか「ヘドロ」「干潟の汚染」とか、形容するにもほどがある(笑) 絲山さん自筆の、豪快な絵手紙のような挿し絵がしっくりきて楽しかった。夏のあつあつ鍋物はありだと思うけど、冬の冷やし中華は相当きついということがよくわかった。

2016/10/31

Kumiko

絲山さんのお料理エッセイです。大体、味の決め手にナムプラーを持ってきます。インスタント食品にひと手間かけて美味しくします。このエッセイのネタのために同じ食材を食べ続けます。私も、舞茸は大好きだし「舞茸センター」の一株1000円の舞茸(梅雨時にならぶアジサイの鉢植えを想像するとほぼ合ってるらしい)には興味あるけど、そればかり食べ続ける根性や天晴!章が進むにつれディープな話に。恋に浮かれる絲山さん(トラバタ、私もこれから遣わせてもらう!)、父親に料理を教えてもらいつつ照れ臭がる絲山さん。どれも可愛かった!

2018/02/21

鱒子

図書館本。Hanako連載のお料理エッセイなのですが、食材も調味料も手に入りやすいものが多いので(セネガルのアフリカンチャーハン除く)、食べたい、作りたい、あーお腹すいた!夜読んじゃダメな飯テロ本でした。

2018/05/30

野のこ

面白かったです。この本のために体を張った食事、あっぱれです。ここまでするかぁ!とも思ったけど試行錯誤しながらの料理に応援したくなります。そして力強く筆で描いた色紙、カッコいいです。とくに強烈な一品はイカスミソースの“力パスタ”「『そうだ 遺書を書いておこう』そんな見た目です」餅が行方不明になるくらい黒いからねぇ…^^; そだそだ、料理は見てくれだけじゃない! そしてトラバっちゃった絲山さん♡恋は盲目ね。たまご♡は可愛かったです。

2017/06/25

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