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熊にみえて熊じゃない

熊にみえて熊じゃない

熊にみえて熊じゃない

作家
いしいしんじ
出版社
マガジンハウス
発売日
2010-03-25
ISBN
9784838720781
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熊にみえて熊じゃない / 感想・レビュー

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Rin

【図書館】う~ん…。エッセイ、なのかなぁ。とっても不思議な内容。いしいさんの徒然なるままに、という感じ。一気には読めなくて、ちょっとずつ気の向いた時に手に取って進めていく。いしいさんの物語の綴り方や文章、文字に対する思いはもちろん。ディランなった弟や、初めて書いた小説のお話。いしいさんの周囲にいる人々。話があっちにいったり、こっちにいったり。でも読むのをやめてしまおうとは思わない。よく分からなくても読んでしまう。そのなかでも、いしいさんが行う小学校の授業のお話がよかった。自由に綴れるってなかなかできない。

2020/01/06

まゆ

これは読むのに1週間かかった。ちょっとずつちょっとずつです。いしいさんは小説もだけど、まったくわからない感じのものもあって、でも基本的にはちょっとかわったおもしろい人って感じのエッセイ。ぶれなくてかっこいいんです。

2016/02/05

sawa

★★★★★ エッセイ。いしいしんじの目からみた世界が覗ける。ひらがなが多かったり、現実と空想の境界線があいまいになるので、途中「ぜーんぜんワカンナイヨー」ってなったりして、ぼんやりしたりするのもまた楽しい。相変わらず園子さんと仲良しなのがとってもいい。園子さんてとても素敵な女性。子供の件、ごはん日記ではあまり語られなかったけど、このエッセイを読んで、二人の中である形で消化できたのかなと思った。よかったよかった。ほしよりことの『赤ずきん』制作秘話は、『山とそば』でほしよりこ側からのも読める。(図)

2012/12/03

ぽつねん

ああ、この人は生き様自体が小説になってるんだな。京都に越してきて郁ちゃんやハラカミさんが出てくるあたりから、いしいさんを取り巻く渦が私の方にも押し寄せてきて、ぶつかったり重なったりで楽しかった。猿田さんのくだりではツーと涙が出たけど、他のほとんどの掌編では読書で久しぶりにゲラゲラ笑った。イラン人誰やねん!

2010/10/27

yukin*

いしいさんの本って、周波数というか 波長のようなものが合わないとムリって気がする。そこがちょっとでもズレちゃうと・・・ちゅん となる。前回読んだ「遠い足の話」と重複してるところもあるけれど、ぎゅうぎゅうに詰まった言葉たちが 今回もやっぱりいしいさんらしいなーと思う。最後に109ページ、10行目を要確認!

2013/03/14

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