KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。

幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。

幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。

作家
幅允孝
出版社
マガジンハウス
発売日
2011-06-23
ISBN
9784838722600
amazonで購入する Kindle版を購入する

幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あじ

様々な書評集を読んできて興味深く感じてきた事は、その人にとって本が「血肉」となった読み方をされてきたかどうかということ。巻末に幅さんが引用されていたアルベルト・マングェルの言葉『本を読む人の美点は、情報収集にあるわけではない。また秩序だて、分類する能力にあるわけでもない。読書を通じて知ったことを、解釈し、関連づけ、変貌させる才能(ギフト)にこそある』幅さんの文章には、それが感じられる。昨日今日では身に纏えない、芯から抽出された言葉が沢山あったから。全国を飛び回り、幅さんは今日も選書棚を作っている。

2016/06/01

ぶんこ

こちらのサイトで、色々な方々の感想を拝見するうちに、読みたくなる本が共通している読み友さんが見つかります。それと同じで、感想に感動したり感服しても、読みたいとは思わない本があります。著者の文章は好きなのですが、読みたいと思う作品は僅かでした。男の人らしい選択だなぁというのを実感。

2018/06/27

izw

ブックディレクター幅允孝の著書をぼちぼち読んでいる中の1冊。45項目で88冊を紹介している。冒頭に「読書が、どう自らの日々に作用し、いかに面白可笑しく毎日を過ごせるかの方が重要だと思っている。言い換えると、本よりも人間や毎日の生活の方がすきなのだ。」と書いているとおり、単なる本の内容紹介ではなく、自身の経験との関わり、出版された時代背景との関わり、日常生活との関わりが示されている。「屋久島と山尾三省」、マティスの『JAZZ』を紹介した「獰猛な意志」が、特に心に残った。紹介された本を何冊か読んでみたい。

2015/05/16

ふろんた2.0

「遅効の抽き出しを」を初めとする、序文がすべて。紹介された88冊はジャンルも様々だし、流行にも左右されず自由な選書である。本との付き合い方がためになる。

2014/12/08

だーぼう

どこで読んだとか、どういう経緯で買ったとか。そういうことも書いてあるブックガイドが大好きだ。ブログに感想を書きました。

2011/09/17

感想・レビューをもっと見る