ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み!
ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み! / 感想・レビュー
assam2005
図書館で見つけ思わず手に取る。原作者の池田先生をはじめ、いろんなスペシャリストとベルばらを語り合う一冊。フランス革命当時の時代背景から、ベルばら誕生時の時代背景等の裏ネタ満載。しかも、どうやらこのスペシャリスト達は皆ベルばら愛読者。ベルばら愛に満ちた対談に思わず笑いも。妄想キャスティングに頷き、ベルサイユ宮殿の実態に新しい発見をし、占星術でみるアントワネット、ルイ16世、フェルゼンの運勢には意表を突かれた。「亡命先がイ○○だったら成功していた」というのは新しいというか、アクロバット過ぎて笑えました。
2018/10/08
空猫
少女漫画の名作、金字塔と呼ばれる作品の1つ『ベルサイユのばら』を、歴史、衣装、建築…あらゆる角度から作品を読み解き端役キャラまで分析してある一冊。なので少しまとまりのない印象で、加えてオタクの熱量に圧倒され引いてしまった。著者が湯山玲子サンなのでもっと人物像やジェンダーに踏み込むと思っていたけれど、違ってたな。紹介されている映画や未読の「ベルばら外伝」も読みたくなった。斜め読み。
2020/11/02
nono
積み本攻略。漫画『ベルサイユのばら』を大人視点で再攻略した一冊。池田先生やよしなが先生との対談、歴史的考察、占星術的考察^^等色々な視点から作品の魅力を再発見しようとした熱意は了解するものの、自分の好きな世界に土足で踏み込まれたような気になるのは、多分私が心が狭いファンだから^^さらりと読了。
2020/06/19
若黎
原点回帰。大人になってからはアンドレではなくジェローデルに惹かれたが、この本の著者もそうらしい。
2013/05/04
アルパカ
「ベルばら」を湯山玲子さんがファッション、宝石、食、衛星事情などいろいろな観点から考察してあります。アントワネットお抱えデザイナー「ローズ・ベルタン」は平民でありながら貴族でさえ困難な王妃のプライベート接見を毎日のようにし、権力を得て、今のフランスファッションの礎を築きました。料理のムースの発明は当時の貴族女性達がなるべく噛むことを避け、高く盛った当時のヘアスタイルを維持するためだったそうです。よしながふみさんとの対談もあり、地位も身分も上のオスカルを純粋に愛するアンドレが大好き、とのことです。
2017/06/19
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