アメリカのめっちゃスゴい女性たち
アメリカのめっちゃスゴい女性たち / 感想・レビュー
かず
★★★★オーディオブック。世界にはたくさんの「めっちゃスゴい人」たちが雑草のように埋もれているんだろう。それはもちろん日本も同様。多くの有能な人材が、才能や努力を思う存分発揮できる社会になってほしい。
2019/09/03
まつこ
タイトルの『めっちゃスゴい』の意味が、感心するようなきちんとスゴい女性と、ちょっと引くようなスゴい女性と様々な『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』でした。「やっていいかどうか許しを得るよりは、やっちゃってから赦してもらうほうが簡単」初めてバグを見つけたグレース・ホッパーさんの言葉が代表するように、バイタリティ溢れる人が多い。アメリカでは銃や戦争、差別がまだまだ色濃く残っている分、その中でも努力を惜しまず、強く歩んでいく人が多いのかもしれません。
2014/05/01
Y
読み進めていく内にこの本に出てくる女性は女性だからすごいというわけではないことがわかる。けれど、性別を理由に女性の社会進出を阻めることがないような世の中にしていくことが社会をよくしていく一番の方法なんだろうなとも思った。アメリカでもこの本に登場するような成功をした女性ばかりではないんだろうけど、それでもその成功のスケールの大きさとパワフルさに鬱屈していた気持ちが解放された。アメリカに対する漠然とした興味があったので、アメリカ在住の筆者だから書ける実際のアメリカ社会の一部分を垣間見れたようで嬉しい。
2014/08/12
明智紫苑
深澤真紀氏の『日本の女は、100年たっても面白い。』のアメリカ版。深澤氏の本では女性有名人たちを「アキンド女」と「サムライ女」に分類しているが、町山氏の本に登場する女性たちもまた「アキンド女」と「サムライ女」に分けられると思う。私は深澤氏の本では「アキンド女」に惹かれるが、町山氏の本では「サムライ女」タイプの女性たちの方に惹かれる。まあ、アメリカ=資本主義の結晶だから、女性有名人の主流派が「アキンド女」なのは仕方ない。だからこそ、なおさら「サムライ女」が魅力的なのね。
2014/12/29
James Hayashi
翻訳本ではない。著者が選んだ55人の女性をまとめたもの。知っているのは4分の1ぐらいで、あとは余り知る必要性を感じなかった。スゴいと思ったのはペプシコのインドラ・ヌーイ。彼女は保有していたKFC、ピザハット、タコベル(どれもジャンクフード)を放出しゲータレード、クエーカーオーツ、トロピカーナを買収とヘルシー戦略へ。コカコーラとの競争をやめ、独自の健康路線を打ち出したのは素晴らしい。14年初版だが今年米国大統領民主党候補の1人エリザベスウォーレンも掲載。
2020/01/08
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