どうしよう
どうしよう / 感想・レビュー
starbro
壇蜜本、4作目です。表紙から「凛」とした内容かなと思って読みましたが、何時もの壇蜜流自虐エッセイでした。相当男運が悪いのか、本人の性格のせいでしょうか?私ならもっと上手く付き合えそうな気がします。文章は悪くないですが、日記形式の方が良いかも知れません。次回はエッセイではなく恋愛小説か人生相談を期待したいと思います!
2016/05/03
どんぐり
「支靜加さ~ん」と、つい呼びたくなる好エッセイ。『壇蜜日記3』も出たばかりなので、書き手としての壇蜜は快調のようである。これは身辺雑感を中心としたエッセイだが、30代の女性が何を考えて生きているのか、覗き趣味が嵩じて読んだ。「仕事は自分のためだが、壇蜜でいることはファンのためでもある」という壇蜜さんの素の面を知ることができて、ファンとしてはうれしい。これが50代、60代の女性が書いた本であったら、はたして読んでいるかどうか。佐野洋子風の風刺の利いたエッセイなら読んでいるかもしれないが、そんな書き手の成長を
2016/11/15
AKIKO-WILL
昭和生まれ女子校育ちで友達が少ない!と自虐的な表現で語る著者!調理師免許や葬儀屋専門学校を出ていたりと謎な部分もありますが、自慢する事なく自分を30代過ぎてもグラビアやるババアだと話す彼女にそこまで言わなくても…と読みながらも思ってしまう。過去の恋愛での失敗やこんな男性と付き合っていたと知ると経験豊富な割には、あまり幸せでなかったのかな?と心配になる。自分も昭和生まれ女子校育ちだわ!と共感したら何と小学校から大学までの筋金入りだとは。タレント壇蜜さんよりも齊藤支靜加の部分をこのエッセイでは感じました。
2016/07/09
のぶ
このエッセイを読んで全体を通して感じたのは、人は本音や私生活をみだりに晒さない事が美徳だと考えていたが、人によってはそうする事がかえって好印象を与えることもあるという事だ。もちろん文章だけで人生そんな簡単に底が見えるほど浅いものではないことも承知している。過去の著作から通じて人生観の鋭さは、本作も変わっておらず、どの章にも心に残る、また刺さる一文が込められていて大変印象に残る本だった。今後もエッセイスト、壇蜜の活躍を追い続けていきたい。
2016/03/16
nemuro
たぶん深夜番組で知った著者。ネットで検索したら岩本恭生・細川ふみえ・飯島愛らの『ギルガメッシュないと』(テレ東系/1991年10月~1998年3月)が14年ぶりに復活の『ギルガメッシュLIGHT』(BSジャパン/2012年1月~同年12月)。当時、函館に住んでいた私は、「唯一地上波で放送されていたテレビ北海道(テレ東系)」で観たようだ。『壇蜜日記』(2017年2月読了)に次ぎ2冊目。冒頭に「昭和生まれ、女子校育ち。副業なしで壇蜜として勤めて5年。人生は“どうしよう”の連続だ」。壇蜜35歳の告白は味がある。
2024/06/16
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