すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない
すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない / 感想・レビュー
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
いま自分の求めている事象が、ゴボッと全く別の世界で待っている可能性がある。
2020/01/21
おはぎ
この本に出てくる人たち、みんな自分とはぜんぜん違う世界で生きていて、だからこそ面白く読んだ。こんな人生もあるのか、ありえたのか…と。タイトルが秀逸で、「すべて」も「しあわせ」も人によって尺度が大きく異なるもの。だから『すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない』というのは、ともすれば気づきにくいんだけれども至極当たり前なんだとわかる。
2023/03/22
ず〜みん
仕事のキャリア、結婚の有無、子供の有無、実家の場所…全てを持ってる人はいないし全てを持てない。でもそれしか生き方がない、というほど日本人女性は選択肢がないわけじゃない。結局はどの「不幸」なら受け入れられるか、どの幸せを手放したくないか、という一点に尽きるのだろう。全てを読んだ上で私は堂々と言える。「今の生活が一点の曇りもなく幸せである」と。
2022/04/30
おさと
なんだろう…、心地の悪さが残る。
2020/04/22
ふじこ
女は自分で選んだ人生であっても、捨てていったもうひとりの私を想ってしまう生き物だ。自らの半生を語る彼女たちと、本書を読んでいる私が重なっていく。〈この人と結婚するの?ってなった時に、果たして注をつけないと話が通じない男と一緒に生きてていいのか?とは思う〉印象的だったのは女子校時代に王子様扱いされていたB美ちゃん。一時のときめきを周りに与えた彼女が卒業後に抱えたものを思うと、鉛を飲み込んだような重さと苦さが口の中いっぱいに広がっていく。
2019/12/11
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