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スナック キズツキ

スナック キズツキ

スナック キズツキ

作家
益田ミリ
出版社
マガジンハウス
発売日
2021-01-28
ISBN
9784838731381
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スナック キズツキ / 感想・レビュー

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漫画。オーナーのトウコが経営するアルコールの出ないスナック。日々の生活で少しだけ傷ついた人たちが立ち寄りトウコがその人たちに合ったアドバイスで心を癒やしてくれる。ある人は歌、ある人はタップダンス、ある人はもう動いていない電話、心の内に秘めて誰にも言わなかった人生の悩みや不満をトウコが開放してくれ、そんな方法で?!というやり方で登場人物たちを前向きにしてくれる。トウコはミリさんのことかなと思ってしまいました。でも漫画家をやめたって言ってたので違うな。

2021/03/01

ガチャ

マンガだから読みやすい。 心が疲れた時には、ぜひ立ち寄ってほしい、スナックキズツキ!スナックなのにお酒は出ないけど、ソイラテでもラッシーでもマンゴージュースまである。 何よりここの女性マスターが、一緒に歌ってくれるは、踊ってくれるはで、はっちゃけさせてくれる。 自分はこんなにも不満を溜めていたんだな。 ただ、つい忘れてしまうのだけど、自分も傷ついているけど、相手が傷ついていないとは限らないもの。 そこまで考えたり、気をつかうと疲れるから、時々立ち止まれる場所があるといいですね。そんな場所でした。

2021/09/04

Ikutan

都会の路地裏にある『スナックキズツキ』。アルコールは置いていないけれど、ママの不思議な接待があるお店。そこは、傷ついた人たちがちょっとだけ心の積み荷を下ろせる場所。否定も励ましもない、このママの接客が奇想天外で笑っちゃう。フィンランド旅行やしりとりはミリさんのならではのアイデアね。各主人公が、他のお話にも登場し、その何気ない言葉や行動が、実は、誰かのモヤモヤの原因だったりしていて、はっとさせられるところも。そうだね、本心をさらけ出すことで元気になれるんだね。さくっと読めて心が軽くなる。疲れた時におすすめ♪

2021/03/14

おくちゃん🍎柳緑花紅

読みたいと思っていたこの作品を読友さんが送ってくれた。そうなんだよなぁ~。傷ついて、傷つけて、人はみんな生きているんだよなぁ。でも傷ついたとき、傷ついた人しかたどり着けないという都会の路地裏にあるスナックキズツキ。誰にも言えない心の中を気がつけば歌にのせて語っていたり。店主はアドバイスするのではない。それなのにここを出た時に心が変わっているのは「キヅキ」を得たから。地団駄踏みたくなったら踏めば良い、タップダンス。傷ついて、傷つけて、そして気づく、挟まっていたのは、スナックキズツキという店名入りのコースター

2023/02/12

mariya926

スナックミズツキでは、傷ついた人たちがやってきます。その人たちは自分に言ってくれる「お疲れ様」にはっとし、マスター(?)が提案する事をしながら自分が傷ついた事を吐き出して、何かスッキリして帰っていきます。将来の夢は叶っただけじゃだめで、離れないように背中にくくりつけて歩き続けなければいけないっていうのが印象的でした。

2024/09/06

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