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漫画で知る「戦争と日本」ー敗走記篇ー

漫画で知る「戦争と日本」ー敗走記篇ー

漫画で知る「戦争と日本」ー敗走記篇ー

作家
水木しげる
吉田裕
出版社
マガジンハウス
発売日
2022-07-28
ISBN
9784838732142
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漫画で知る「戦争と日本」ー敗走記篇ー / 感想・レビュー

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剛腕伝説

水木しげるの戦争体験が元となっている。戦争の悲惨さ、日本陸軍のバカさ加減、戦争に巻き込まれた原住民の被害等々。後書きでも作者本人が『日本政府はやみくもに戦争を仕掛けた事を心から謝らなければ本当の意味での外交は成り立たない』と言っている。とても考えさせられる。

2024/02/15

あゆお

鳥取に旅行に行き、水木しげるの半生を知り読みました。周りが全員死んでも、何度死にそうになっても、生き残った水木さん。「日本が朝鮮を統治していたころの非人道的な行為 また中国で行われた一千万人以上の殺りく そうしたことを正直に反省するのが世界に通用する日本人というものだ 人間はだれでも生きたいし幸福になりたいのだ それを横から手を出して禁ずるようなことはたとえ神様でもしてはいけないことだ」

2024/08/10

すうさん

図書館本。水木しげるの漫画に出る妖怪たちはどこかユーモラスで憎めない。水木しげるの描いたこの本に出てくる人間はたとえ憎いはずの上司、上等兵であってもどこか憎めない。もちろん敵であるはずの外国人も、原住民も憎くは描いていない。しかし戦争の話を読んでいくと不思議に恐怖の感情が出てくる。水木しげるの体験談ではあるが、戦争を憎み何とかして生き残ろうと必死で逃げ回る。食べ物もなくなり左手を失いマラリアにかかってもしぶとく生き続ける。水木しげるの戦争本は救いのない戦争の悲惨さとともにそれでも生きる強さも学べる。

2022/10/19

菊川ねこじ

御大〜〜…おもしろい… 学生のころ、水木しげる御大の戦争漫画や書籍は読みづらく感じていたが今こうして読むとすっごく新鮮でおもしろい。もしラバウルに残ったら傷の悪化はあったろうけどのびやかな村で幸せに暮らしたのだろう〜。一度は帰れと諭す軍医がオトナだわ!背景がめちゃくちゃ上手い!!

2024/08/23

終戦記念日に読了 吉田裕氏の各章の終わりにある解説 短いが読みごたえある。軍国主義だったことの大反省

2024/08/15

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