漫画で知る「戦争と日本」ー壮絶! 特攻篇ー
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漫画で知る「戦争と日本」ー壮絶! 特攻篇ー / 感想・レビュー
すうさん
図書館本。「戦争と日本」敗走編と比べると、水木しげるの絵のタッチがとても劇画調になる。こちらは生き続ける人間の物語ではないからだろう。決死、いや生きて戻れぬ必死だからこその劇画なのだろう。ユーモラスな水木しげるがこの漫画を描きながらものすごく力が入っているように想像できるし、泣いているのかもしれない。戦争の本を描き終えた彼の疲労感はどうだろうか。伝えるべきものであるがゆえに、描き方には作家の思想が強く反映する。ほとんどの特攻兵のように、日本ではなく自分の父母兄弟、それと仲間へのレクイエムであると感じた。
2022/10/19
シュウヘイ
戦争漫画、今の日本人の大半は知らない世界 でも海外ではリアルに戦争が繰り返されている
2023/11/29
たけのこ
水木しげる先生が描く戦争のお話。体験記だけではなく、創作として描かれたものもありますが、戦争の空気を知った先生が描いているという説得力があります。 後半の作品はあまり先生らしいタッチじゃなくて、逆にちょっと新鮮でした。
2024/07/15
菊川ねこじ
戦争とは台風のようなものでバカ正直に立ち向かわず身をかがめて去るのを待った者が勝利者だったかもしれないーー戦争というものは10人100人死んでもどうにもなるものではない…大きな集団の力と力だー特攻に志願?お前はバカだ。おまえはたやすく死んでいく。だがおまえは再び生まれてはこれないのだ。
2024/09/02
みぃ
世界中から戦争、紛争全てなくなり、皆が笑って暮らせる世の中になりますように
2024/04/14
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