日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006)
日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006) / 感想・レビュー
さばずし2487398
日本の作法は相手への気遣い、尊敬を表すもの。食事、服装、神社への参拝、他家への訪問時の振る舞いなどのマナーを詳しく指南しているが、内容は宮家がというより一般的に言われている内容に近い印象。とは言えいかに歴代天皇が倹約に励み質素に過ごされ民に寄り添う為にどんなお振舞いをされたかなどは、この筆者ならでは。特に明治天皇のご自身やお子様達に対する質素、倹約ぶりは世界の王室のイメージとは全く違う涙ぐましいもの。また筆者がお父様に言われた「話の入口出口」も身を正す思い。天皇、皇室のあり方は正に日本人のお手本なのだ。
2023/05/23
Go Extreme
旧宮家のしつけ: 受け継がれる作法 特に厳しかった食事作法 名前を大切にする 食事の作法: 作法はまず食事から 命をいただくということ 食べ方の作法は思いやり 動作の作法: 美しい動作には型がある 礼に始まり礼に終わる 三種類の例 言葉の作法: 言葉は気品の泉源なり 失われていく御所ことば 敬語がなくなる日 敬語の作法: 日本語は敬語である 付き合いの作法: 話の入り口と出口 断る時の作法 お金の作法: 心地よい質素倹約 服装の作法: 服は精神を律する 生き方の作法: 親の小言と冷たい酒 神社参拝の作法
2022/07/14
伊室茨
旧宮家のご出身である竹田先生の本を手に取ったのは"きっと本物の作法が学べるのでは?"といった下心満載な理由からだった。実際に読んでいくとありとあらゆる事柄について親切丁寧に教えて下さる。特に驚いたのは敬語とは即ち日本語であるということ。ただ丁寧であればいい、尊敬の念を醸し出せばいいのではなく、日本語のシステムとして敬語は存在することにある。今一度正しい敬語を少しずつ使いこなせる人になりたいものです。多分何度も熟読するでしょうね。
2022/09/11
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