今宵、あの頃のバーで (将棋連盟選書)
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今宵、あの頃のバーで (将棋連盟選書) / 感想・レビュー
そり
将棋やチェスはボードゲームの神様だと思ってる。ゲームの概念さえ知っていれば、盤駒がなくてもできる。山にいようと、海にいようと、牢屋にいようと、目が見えなくなろうともできる。これはすなわち絶対の平等をもっている。何が起きてどう転んでも、寄り添っていてくれるもの。だから僕は神様だと思う。▼盲人将棋大会の話を良いなあ、と感じ、ふとこんなことを思った。
2015/03/25
真竹
タイトルだけ聞くと、将棋のプロ棋士が書いたエッセイとは思わない。私は将棋に関してはにわかファンなのですが、読んでいて不思議と棋士の先生方の姿というか、空気感が伝わるような。発表されたばかりの順位戦の対戦表を見て盛り上がったり、「どうぶつしょうぎ」の奥深さに唸ったり、日常的なエピソードが多くて楽しい。異種格闘技にも程がある「将棋ボクシング」が成立するのには衝撃。
2017/11/12
きょん
将棋フェアが終わる前に買っとくか、くらいのテンションで買ったので、なかなか読み進まなくて、なんなら最後まで読み終わらずに放置しちゃかも。。。と思っていたのに、まさかまさかの一気読みでした。あぁ、将棋がさせればあと100倍は面白いんだろうなぁと何度思ったことか。好手悪手って書いてあるからそうなんだろうなというのはわかるけど、私ももっと、心からその一手に嘆いたり感心したりしたい!とは言え、将棋がわからなくても楽しめる1冊。加藤一二三の文型エピソードすごくよかった。他にも先崎学の書いたものもっといろいろ読んでみ
2015/11/11
mimei
先崎先生は、将棋でも、文章でも、ひとを明るくするようなものにしたい、と書いておられて、まさにその通りの読み心地です。先崎先生が描いていると、登場するひとたちが妙にいきいきして、人なつっこく、ちょっぴり哀愁があるように感じられます。
2012/11/11
えいいち
最近将棋にはまっているので、将棋の堅苦しくない読み物が読みたいと思って買ってみた一冊。先崎さんって文章上手い!将棋の内容がわかんなくても面白い一冊です。
2011/11/13
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