ひと目の詰み筋 初級編 (マイナビ将棋文庫SP)
ひと目の詰み筋 初級編 (マイナビ将棋文庫SP) / 感想・レビュー
あなあき
本書は「詰将棋の本」ではない。1手詰め以外は将棋ソフトが作っているので「作意」というものが全く入ってないのだ(稀にソレらしき手順が偶然出現することもあるが)。殆どが「並べ詰み」「追い詰み」「簡単な手筋を使えば解ける問題」なので、詰将棋が苦手な人でもサクサク読み進むことが出来る。普段から「詰将棋」に慣れ過ぎていると、実戦で玉を寄せる際に「駒を捨てる手ばかりが浮かんでしまう」なんていうことにもなりかねないので、本書のような「キチンと読めば解ける問題」を数多くこなしておくことがホントの意味で「実戦的」なんだね。
2013/08/10
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