LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? (マイナビ新書)
LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? (マイナビ新書) / 感想・レビュー
PAO
LINEのそもそもについて知りたくて読みました。なるほど日本のガラケー的要素である電話帳機能を残しつつ新しい機能の便利さを導入したことが皆さんに受けた理由だったことまではわかりました。SNSの世界に排他的な「ムラ」を設定するというのは非常に日本的なツールであると思いました。でも世界展開となるとそれが足かせになるのはIモードの二の舞の様な気もしました。
2018/04/02
まめタンク
2012年94冊目。今、注目を集める無料通話アプリ「LINE」。日本発のアプリとして2011年にリリースされてからたった1年弱で全世界7000万人。日本国内でも3000万人以上が利用し、爆発的な普及を見せる。本書では「LINE」の誕生から現在に至るまで、なぜ、「LINE」が普及しているのか読み解く。アリーアダプターのいない成長というのは鋭い指摘だと思った。ただ、今後の収益化は不透明。「無料という枠組み」をどうやって外すかがカギだと思った。今のミクシィのようにならなければいいのだが…。
2012/11/29
mercury
アドレス帳からつながってゆくというLineの特徴を利点と認識していなかった。考えてみると確かに便利ではある、しかし、仕事をしているとアドレス帳の中身が外に出るのはとても不安なので学生中心なのは納得だ。ただ、Lineはアドレス帳の電話番号、アドレスなどの情報を取っているだけで、ユーザーの年齢などの情報は集めていないというのには驚いた。本当につながりだけを見ているのね。
2013/08/13
toaster
LINEというサービスそのものよりも、なぜそれほど多くの人が使っているのだろうかと、理由を知りたくて読みました。キャリアメールが使いにくいためにGmail等で統一、という流れがある一方で、若者を中心としてLINEをそのポジションとする流れがある。とりあえずはそう理解しておきました。FBなどのオープンなSNSと比べて、親しい友人同士で繋がりあえるクローズドなものが受け入れられたのはよくわかる気がします。むしろ、こちらの方が自然な形にも思えます。それが可能になったのはやはりスマートフォンの存在なのでしょうね。
2013/05/16
nom
LINEの仕組みをコミュニケーションの側面からと技術的な側面から説明。「オープン」か「クローズ」。キャリアを問わないで使えるなどの点はなるほどと思える。LINEの戦術的な部分の解説は興味深い。
2014/10/29
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