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ろくでなしの歌: 知られざる巨匠作家たちの素顔

ろくでなしの歌: 知られざる巨匠作家たちの素顔

ろくでなしの歌: 知られざる巨匠作家たちの素顔

作家
福田和也
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2000-04-01
ISBN
9784840100557
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ろくでなしの歌: 知られざる巨匠作家たちの素顔 / 感想・レビュー

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ナオヒ

作家と作品を切り離して考えるのではなく、作家の人間性だけに着目するのではなく、こういうものを書かざるを得なかった作家自身の人間そのものをまるごと愛して並走しているかのような熱の入った書きっぷりが素晴らしかった。あと、まえがきの『本は、人生を作る』は、何故人は本を読むのか、何のために人は本を読むのか、何故本を読まねばならないかについての最良にして最高の答えだと思う。ここの部分だけでも買う価値がある。

2021/03/15

shushu

本は、人生をつくる。紹介しているのは、ドストエフスキー、川端康成、バルザック、志賀直哉、ゲーテ、菊池寛、ディケンズ、虚子、チェホフ、藤村、ヘミングウェイ、深沢七郎、スタンダール、徳田秋声、ロレンス、ヘンリーミラー、荷風、フィッツジェラルド、金子光晴、チャンドラー、梅崎春生、ヘンリー・ジェイムス、三島由紀夫。抜粋も作品紹介も上手い。読んでみたくなる。今まで読んだこの著者のなかでは一番いいかも。

2014/12/28

おサゲっち

全ての大作家はろくでなしである。それにしてもドストエフスキーに始まって、川端康成、バルザック、永井荷風、、、借金まみれに強姦魔、ろくでもない人生を歩み、それでいて人の真実を突き詰めている文豪達。巻末の三島由紀夫についての筆致は圧巻。

2015/10/13

mori-ful

ダヴィンチ連載。「ろくでなしの作家」という今では受け入れられそうにもない面からの作家紹介。バルザック、チャンドラーや島崎藤村の回がよい。なぜ人はダメになってしまうのか? 雪山で死なずに帰ってきてしまうのか?

2024/09/24

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