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新耳袋―現代百物語〈第五夜〉

新耳袋―現代百物語〈第五夜〉

新耳袋―現代百物語〈第五夜〉

作家
木原浩勝
中山市朗
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2000-06-01
ISBN
9784840100908
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新耳袋―現代百物語〈第五夜〉 / 感想・レビュー

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鷺@みんさー

やはり新耳袋は平均レベルが高いので安心して読める。怪談の語り口は色々あれど、こういうシンプルで淡々としたものが個人的に好きだ。特に擬音や叫び声については、カタカナ表記されると一気に萎える。第五夜では「狐狸妖怪」の独立した章が今までなかったことへの反省が。確かに現代は彼らにとって棲みにくかろう。警察官の話が妙にリアルで凄みがあった。絆に関する話はいわゆる「いい話系怪談」だが、「戦争」の章は大ラス、まさに「何やったんだよ」と言いたくなった。地味に怖い話が多かった印象の一冊。

2018/04/18

青葉麒麟

サラサラッと読み易い。程々の怖さの怪談ばかりでした。怪談を収録する作業の時にもやっぱり怪異って起きるんだね。「友人」「笑い」が怖かった。狂った笑い声程怖いモノはないと思う。

2016/05/17

朱音

百物語の様式として、99の話が掲載されている。一つ一つの話はま、あるよなとか聞いたことがあるような話なのだが、続けて読むとこわさがひしひしと…「全部一息に読むとなにかが…」のような風に書かれていたのに病院の待ち時間に読み終えてしまった…後書きに岩井志麻子氏がエピソード書いているのであわせて百…ひぇぇぇ…

2009/08/24

midnightbluesky

再読。ちょっと勢いに乗りすぎた感あり。奇怪な現象に理由やいわれを求める方がおかしいから、疑問なんて置いてきた感はいいと思う。

2012/07/10

higurashi

絆に関する章は新耳袋の中のオアシス。特に犬小屋のあった場所に花が咲く話なんかが好き(´ー`*) 戦争に関する話の、時代がもたらした怪談は怖いというよりやるせない気持ちになる。特に、海に投げ込んで殺した人の話とか。

2011/09/20

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