KADOKAWA Group

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桶川女子大生ストーカー殺人事件

桶川女子大生ストーカー殺人事件

桶川女子大生ストーカー殺人事件

作家
鳥越俊太郎
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2000-10-01
ISBN
9784840101592
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桶川女子大生ストーカー殺人事件 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

「ストーカー規制法」成立のきっかけとなった事件である。 出会って2カ月後、男の異常性と殺意を感じ、遺書まで書いた猪野詩織さんが 埼玉県桶川駅前で殺害されたこの事件 …正直 今読んでも怖い。 警察の対応の遅さに 時代を感じる、作品だった。

2020/05/24

たぬきごんべい

清水潔さんの「桶川ストーカー事件」を読んで続けてこちらを読んだ。 事件そのものは小松和人のねじ曲がった異常性格と 異常にやる気のない上尾署の不幸な重なりによって起きてしまった。 小松は川越署でも同様の事件を起こしてるが適切に警察に処理されていたようだ。 清水氏の雑誌フォーカスであぶり出された、埼玉県警&上尾署の保全による嘘と警察による 公文書改ざん犯罪がもみ消されそうになっていた。 猪野詩織さんのご冥福をお祈りします。 ★3.5

2018/11/15

だまし売りNo

この事件はストーカー規制法成立の端緒となった。しかし、典型的な個人によるストーカー犯罪とは様相が異なる。集団的な嫌がらせ、攻撃である。後に社会問題になる半グレ集団の犯罪に重なる。逆恨みした半グレが個人を攻撃した問題と捉え直すべきではないか。そのような典型的なストーカー犯罪と異なる半グレ犯罪に対応できているか。

2018/10/05

Yukko

常軌を逸したストーカー行為とそれに苦しむ、被害者と家族。警察の怠慢やそれを隠蔽しようとする性質。被害者遺族のマスコミによる二次被害。それらを報道に熱い志と信念をもった目で見据え、正面から捉え、『なぜ?こうなってしまったのか?』に明確な答えを欲する姿勢がスゴいと思った。

2013/03/13

通りすがりのブッカー

鳥越さんのジャーナリズム魂見せられたって感じ。マスコミが情報操作されて歪んだ個人情報作り上げるのにたいし、真っ向に事件に挑んだ。自身もマスコミ関係者なのに、マスコミの対応を批判できるなんてすごいよね。ジャーナリストの鑑というべき。マスコミの最後の砦は、この鳥越さんしかいない。…にしても、番組の趣旨に合わせたコメントしかできないタレントって…

2012/02/20

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