KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

エロイーズ

エロイーズ

エロイーズ

作家
ケイ トンプソン
ヒラリー・ナイト
Kay Thompson
Hilary Knight
井上荒野
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2001-04-01
ISBN
9784840102599
amazonで購入する

エロイーズ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kanata

ホテルの最上階に住み、ホテルライフを大いに満喫するエロイーズ。おすましさんのいかにも6歳だなあと思う悪戯にも、ホテル側はめげない。ママは世界を飛び回っているから、ママの知り合いの有名人たちが彼女の空虚な自慢。自慢する相手は彼女の心のなかにいるのか。学校へ行かず、家庭教師を小馬鹿にする。寂しさは見せないところが彼女の切なさを表しているように思う/作者ケイ・トンプソンの思いがつまったミリオンセラーシリーズ1作目。解説では、作品が生まれた時代背景やトンプソン言葉『シンク・ピンク、キッチン・シンク!』が印象的。

2018/06/17

おはなし会 芽ぶっく 

記入漏れ。私が読んだのは表紙が違うので古いタイプかな?大金持ちで乳母を従えてホテル暮らしのエロイーズ。お母さんやお父さんが一緒じゃなくたってへっちゃらよ!という感じでホテル中駆けずり回っている。でも寂しさがちらほら見えるんですよね。

2019/01/06

金平糖

「OLIVIA」の裏表紙の推薦文に本書の挿絵画家のヒラリー・ナイト氏が「エロイーズのいい友達が出来た」と寄せていて気になる。6歳の自由奔放なエロイーズは1950~60年のニューヨークのプラザホテルの最上階に、母が超セレブで多忙のためナニーとほぼ二人。ルームサービスが大好きで遊び場はホテル。いたずら好きでお転婆。幼児体形がかわいらしい。ヒラリー・ナイトはエロイーズの魅力を最大限引き出し、描ききっている。躍動感溢れる動き。大人達の慇懃さ。それでこそエロイーズのラスト!オリビアの良き友人となること間違いなし!

2006/06/17

lovemys

ニューヨークのプラザホテルにナニーと二人で暮らすエロイーズちゃんのお話。すごく悪ガキな感じだけど、こんなに想像力を働かせて毎日を楽しむなんて羨ましい! 現代だったら、ゲーム三昧、ネット三昧の日々だけど、頼もしく日々を楽しむエロイーズちゃんに、何だか愛しさを感じちゃう。時々、寂しさが差し込むエロイーズちゃんの日常が愛おしい。ちょっと空き時間があると、何をしていいのか分からないうちの子とは大違い! 昔はこんな風に遊んでたなぁ〜、って懐かしくなった(笑)

2021/03/30

mixa59

両親は金持ちでほとんど不在、主人公の6歳の少女は、高級ホテルに住んで乳母と自由に暮らしています。人間は、自由になると孤独になるということと、その孤独を承知で自由を楽しんでいるエロイーズの姿が、たくましくもあり、寂しくも感じました。

2010/03/05

感想・レビューをもっと見る