サーベル・タイガー (MF文庫 3-20)
サーベル・タイガー (MF文庫 3-20) / 感想・レビュー
更紗蝦
星野之宣は原始時代を舞台にしたSF作品をいくつか描いていますが、表題作の『サーベル・タイガー』もその一つです。松本零士も原始時代を舞台にした(あるいは原始人が登場する)SF作品を描いていますし、ひょっとしたら70~80年代は「原始時代に感じるロマンティシズム」をSFに昇華した作品が結構あったのかもしれません。胸が締めつけられるような悲しい読後感の『冬の惑星』は、地球が舞台ではありませんが、原始的な生活を送っている人々の物語なので、これも一種の「原始時代もの」と言えます。この短編集の中で一番好きな作品です。
2015/02/27
hibimoriSitaro
再読。2001年8月初版。星野さんの後書きにあるとおり陰陰滅滅としたSF短篇集。巻尾の「冬の惑星」は横書きの左開きなのでお尻から読むよう指示がある。ベストは「サージャント」かな。おれはAIが後を継いでくれるんなら人類は滅びても構わない派なのだけれど。
2020/06/08
llll'
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2023/07/02
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