ふたたびの旅。
ふたたびの旅。 / 感想・レビュー
みーなんきー
毎度のことながら、実に面白かった。グレゴリさんは絵が非常に上手な上、世間の常識に迎合せず、ご自身が面白いと感じる感性を大切にし、昔の作家金子光晴が暮らしていたマレーシアのバトパハを訪ね、彼が素晴らしいと絶賛した景色を眺め、彼の世界に浸る、という乙な旅をしている。そのため日本人が滅多に来ない場所で異様な孤独を感じたり、はたまた現地の人から急に親切を受けたり、そのドギマギを漫画にして表現している。初めて出会った外人でも、心がフィットしたり、同じ日本人の無作法にげんなりさせられたり、その感性は自分と似ている
2023/03/31
岡本匠
マンガはあまり読んでも登録していないのだけれど、先日読んだ小林紀晴の「遠い国」と被る部分があったので感想を書いてみようと思った。グレゴリ青山は、旅好き、古本好きのマンガ家で作家さん。この本は、かつて行ったことのある国に再び訪れるというもの。冒頭がマレーシアのバトパハ、金子光晴がいた場所。小林さんの本では中々苦労して辿り着いたのだけれど、この方は簡単に到着してしまう。旅の不思議。行く場所、感じる事は似ていても何かが違うということ。
2018/04/30
ゆか
ウオルター・シュピース(ロシア生まれのドイツ人 画家)がケチャダンスをバリ人とともに創作し、平面的なバリ絵画に 日常風景や遠近法を取り入れることを教えたとのこと、知らなかった。アルマ美術館に行ってみたい。彼のことを書いた「熱帯美術館」伊藤俊治 「バリ島芸術を作った男」もよんでみたい。
2014/01/23
フクミミ
東南アジアが好きなのと、特にバリのウブドが好きなので又行きたくなった。 若くて体力のあるうちにしかできない旅もあると思う。思いっきり楽しんでいる様子が伝わって来る楽しいエッセイ。
2016/02/09
もーちゃん
いい旅してるな~!ごちゃごちゃしてて読み辛く感じた。
2014/03/22
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