スパイダーマン 5 (MF文庫 4-16)
スパイダーマン 5 (MF文庫 4-16) / 感想・レビュー
aki
超久しぶりに読んだ。マンガが描かれたのは日本がまだ若かった頃で、エネルギーを持て余している感じ。「金色の目の魔女」「虎を飼う女」の2作を収録。「金色の~」の冒頭の階段落ちシーンは、なかなかの迫力。池上スパイダーマンを代表する名シーンだ。昔、読んだ時は、スパイダーマンの登場場面があまりに少なく、びっくりしたものだった。「虎を飼う女」では、ついに一度もスパイダーマンにならなかった。個人的には超人と超人の暴力的な対決が好きなので、ややもの足りなかったが、くせのある味にひかれ、憑かれたように読みふけったものだ。
2015/10/09
てきとー
【★☆☆】苦悩しっぱなしの主人公。最後の最後で一応の結論を出したわけだけど、それでもハッピーエンドとはならない。その後も苦悩し続けるんだろう。企画としては『スパイダーマン』なんだろうけど、悩めるヒーローの構図は古く(石ノ森先生の『仮面ライダー』とか)からあるので、これである必要はなかったかな。ヒロイン不在なのが、心残りだ…。
2020/06/30
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