嘘つきは妹にしておく (MF文庫 J し 2-1)
嘘つきは妹にしておく (MF文庫 J し 2-1) / 感想・レビュー
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
多少ややこしく雑なところもあるけど、不思議な少女・みどや徐々に集まっていく仲間たちと一緒に、散らばったシナリオのパーツを集めていく展開は読んでて楽しかったです。 独特でファンタジーなラストは悪くないけど、もっと人物ひとりひとりの掘り下げがほしかったかなぁ。 とりあえず内容通りのタイトルだったですねw ゆりか先輩の私服ぇ…… ( ̄~ ̄;)
2013/11/24
CCC
掴みどころのない世界観で、設定説明は多いのに説明不足な面があるけれど、空気感が心地よくて好き。脚本をなぞる展開なのに、定まっていない流れに身を任せているような感覚。
2024/04/13
鑑真@本の虫
主人公・ヨシユキの鞄に入っていた、ほとんど真っ白な脚本。 それは、ある芝居のものであり、主人公と、脚本の妖精のような存在と自称する少女・みどは、元に戻すため奔走する。 独特の設定の影響もあり、不可思議な印象が強いので、各キャラのインパクトのあるプロフィールはさほど気にならない。 読みやすく、さらっと読めるが、少々内容に薄さを感じてしまう。 全体的にレトロなイメージで、懐かしさが漂う。先輩の私服が可愛い。 ただ、みどの存在が矛盾だらけで、その点は非常に不満でしかない。
2014/06/27
buuupuuu
ゼロ魔より前のMF文庫J。3巻くらいかけてやるべき内容を1巻でやってしまったかのような急ぎ足の展開で、登場人物達のキャラクターや心理、関係性等や、バラバラになってしまった脚本についての事情等、ちゃんと掴む前に終わってしまった印象です。10代の頃、夏休みとかに読んでいたらまた違った風に受け取っていたかもしれません。toi8さんの絵と相俟って、舞台となる夏の川沿いの町並みの様子が良かったと思います。
2021/08/07
F
古書店で見かけて購入。「侵略する少女と嘘の庭」つながり。ある日主人公の鞄にほとんど真っ白な奇妙な本が入っていた。本と同じく突然現れた、自称「本の妖精」で「妹」の女の子と共に失われた物語の欠片を探すお話。懐かしさを感じさせる風景・日常の描写、幕間のモノローグが良い雰囲気。緊迫感のない、穏やかな展開。予定調和的だからこそ味わえるノスタルジー。
2010/03/11
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