大いなる回帰 (MF文庫 7-4)
大いなる回帰 (MF文庫 7-4) / 感想・レビュー
あーびん
短編集なのだけれど、映画『アド・アストラ』みを感じさせる「大いなる回帰」、ちょっとだけ『インター・ステラー』っぽい「ウラシマ効果」などガチSFの要素満点で面白い。いずれも80年代後半の作品なので30年以上前ということになるが、その高い画力とあいまって今でも色あせない魅力がある。宗像教授シリーズしか読んでいなかったけれど、やっぱり星野作品はSFも鉄板ですね。
2021/03/02
更紗蝦
硬派で壮大なSFロマンをギュッと圧縮して短編で表現しているのですが、無理して詰め込んでいる印象は微塵もなく、それでいてスクリーンで映画を観た後のような充足感があるのは、さすがの星野之宣作品です。この短編集の中で唯一のコメディ作品である『WAR OF THE WORLD』は、圧倒的な画力だからこそ可笑しさが倍増されていて、シリアス調の作品群の中で異彩を放っています。
2015/09/01
猫ぴょん
再読(^^)/子どもの頃に読んだ時の衝撃!!望都さまと同じく神ですww今読んでも色褪せない面白さ。どれも面白いけど「葬送船団」を映画で見たいな~♪絵の美しさ(特に女性)デビュー当時から凄すぎ!!
2017/01/12
monkey
星野さんの解説の通り、現実がSFを追い越すこともあるけれど、SFが夢見た未来はまだ遠いと感じるのも事実。こういう短編集には初出一覧が欲しいと思います。
2010/06/27
llll'
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2024/06/25
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