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COBRA6 異次元レース (MFコミックス)

COBRA6 異次元レース (MFコミックス)

COBRA6 異次元レース (MFコミックス)

作家
寺沢武一
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2005-12-22
ISBN
9784840113441
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COBRA6 異次元レース (MFコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

中期の傑作『黒竜王』から。太古から存在する超巨大な宇宙船の腹の中に潜む黒竜王。脱出不可能な腹中に築かれた世界を恐怖で支配する存在にコブラが挑む。恐怖に基づく幻影はホラー要素に満ちているが、コブラを止められはしないよ。そして悲哀に満ちた『黒い弾丸』を経て『異次元レース』編へ。様々な奇異に満ちたパラレルワールドを遍歴するコブラが最初に辿り着いたのは、砂漠と忍者の世界。ヒロインを助けて侵略者を迎え討つ不死身の男。

2024/07/10

辺野錠

今回もいいエピソードが揃っていた。クジラ型捕鯨船の中と言う閉鎖空間、時代劇と見せかけてそうではない異世界と一風変わったシチュエーションが楽しい。「黒い弾丸」も高速移動するマシンとの対決やコブラがゲストヒロインを救えなかった物悲しいラストシーンとしっかりまとまっていて良かった。メテオレースのビジュアルもユニーク。

2023/11/12

Fumitaka

肋骨みたいな黒龍王の城の内装(p. 56)が『エイリアン』の宇宙船みたいだなと思ってたらギーガーの絵を思わせる場面が割とある(p. 82、p. 89)。異次元トンネル(p. 223)は『帝国の逆襲』のルークが腕を斬られる場所みたい。「お医者さんゴッコならオレに医者をやらせてくれ」(p. 72)「まあそういわれるとそうなんだがこりゃまいったなあ!」(p.242)「天国へ行ったらロハでくらせるぜ」(p. 284)ここだったのか。この城がキャタピラで動いている時代劇みたいな話は昔にジャンプDX版単行本で読んだ。

2023/11/20

Schunag

偏愛エピソード「黒竜王」収録! ゲイターの造形、黒竜王の神殿での一連の幻覚など、悪夢と狂気横溢の、でも美しいイメージのつるべ打ちに酔う。それでなくても、このエピソードの線の美しさ、ひとつひとつの絵の見事さは神がかっているようにさえ思う。前半のみ収録の「異次元レース」も異形のイメージを楽しむエピソードで、こちらも絵が素晴らしい。この時期の『コブラ』に魅せられたのだった、と、中高生だった頃を思い出した。

2013/10/17

hibimoriSitaro

「黒竜王」「黒い弾丸」「異次元レース」と,恐怖と幻想の連打。これまでのベスト巻。敵役としていちばん馴染みのあるジェイソンがいよいよ登場だ。

2015/04/22

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