COBRA12 聖なる騎士伝説 (MFコミックス)
COBRA12 聖なる騎士伝説 (MFコミックス) / 感想・レビュー
Fumitaka
『騎士伝説』と『リターンコブラ』、これ微妙に絵柄というか描かれた時期が違う気がするんですがどうなんでしょう。「国中から集めた女の体でできている」(p. 167)ゴモルは『地獄先生ぬ~べ~』の獏とか『デモンズ3 ザ・チャーチ』のバフォメットの顔みたいだが、元ネタはヴィーゲランの〈モノリッテン〉だろうか。「最初に罪を考え出したつまらん男さ」(p. 265)「知らんのか」(p. 314)割と後の方だったんだな。コブラも舞台を変えつつキャラ自体は変わらず進むのでいくらでも続きを描ける気がする。特殊な作品です。
2023/12/02
辺野錠
あっという間に最終巻まで読んでしまった。それぞれに個性のある三人の鬼のビジュアルが良かった。「ブラックジャック創作秘話」でも描かれていたが寺沢先生はビジュアルのセンスが凄かったんだなと実感した。ただ彼らを倒して終わりかと思ったらそこからも捻りがあるのが読ませる。ゴモルはインパクトがあったのでコブラとの全面対決が見たかったとは思わなくもない。「リターンコブラ」もラストエピソードとしていい余韻が残った。
2023/11/14
やいとや
サイコガンを取り上げる所まで行った玄武鬼って、歴代悪役の中でも相当リーチ掛けたんじゃない?と思うな。『神の瞳』編でもサイコガンが壊れた事で相当苦労した訳だから。ま、それもコブラが敵陣で出されたカクテルを呑んだら、毒入りだったという自業自得感あるミスだから、玄武鬼の手柄ではないが。冒頭から飛行機を突き落とされて危うく死んでたし(エスメラルダがいなかったらアウトでしょ)、結構今回のコブラは危なかった。黒幕は分かり易い所にギルドの紋章付け過ぎだろいよ。リターン・コブラの若々しい線が素晴らしい。掉尾がこれは粋。
2024/01/21
サンドマン
何回目の再読やら。ロド麻薬のように時々読み返したくなる。さて、「リターン・コブラ」('84 作品)私はこれをリアルタイムで読んだ時、「ああ、コブラは完結したな」と思いました。言えば「漫画・石森章太郎版 サイボーグ009」「地下帝国ヨミ編」みたいなものです。あれから、30年。コブラは現役ってことになってますし、私も新作は都度楽しみに読んできましたが(ギャラクシー・ナイツ編とかいいですよね)、ただ、コブラの最終譚は「リターン・コブラ」で、いいンじゃあないか、と…30年思い続けています
2016/01/06
hibimoriSitaro
ReaderStore。ああ,終わっちゃった。今回通読して,「異次元レース」がいちばん好きかな。でもまだスーパージャンプ以降のがあるんだよね。
2015/06/30
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