ゼロの使い魔 6 贖罪の炎赤石 (MF文庫 J や 1-7)
ゼロの使い魔 6 贖罪の炎赤石 (MF文庫 J や 1-7) / 感想・レビュー
海猫
ルイズの実家帰郷話から始まって、ルイズの姉妹に読者としても目移りして、イチャイチャがあってニヤニヤしているうちに、大戦争突入。展開が壮大になってきましたなー。それと日頃地味に存在する人が、意外な活躍見せるって燃えるよね。そのままその方が退場となったのは、残念だけれども。というわけで6巻もなかなか読みどころがあって楽しめた。
2018/07/03
スズ
アルビオンとの戦争が始まり、浮遊大陸アルビオンへ向け飛空艦隊に搭乗するルイズと才人。一方、学園ではアルビオンの別動隊が迫っていて…。……涙でページが滲んで見えない。昨日まで楽しく騒いでいた仲間が簡単に死んでいく戦争に声を震わせる才人の慟哭と、コルベール先生の手紙に涙が溢れて止まらず、唇が震えてしまう。「戦争に行くんだ、人の死に沢山触れるだろう。だが、慣れるな。人の死に慣れるな。それを当たり前だと思うな。思った瞬間、何かが壊れる。戦に慣れるな。殺し合いに慣れるな。『死』に慣れるな。絶対に生きて帰ってこい」
2021/05/15
まりも
再読。アルビオンとの戦いに備えて、生徒たちが従軍することになった中ルイズも「虚無」の使い手として戦いに参加する事を決めるも、親に反対されてしまう…な話。前半では貴族である「メイジ」との身分の差、そして後半では戦争の悲惨さ、理不尽さが伝わってくる話でした。特にコルベール先生の手紙は、何度読んでもグッときます。特に今読むと故人となった作者さんと重なって泣きそうになりました。ゼロ魔はここから最高の盛り上がりを見せるので次巻以降も楽しみです。
2015/07/14
異世界西郷さん
アルビオン侵攻によって揺れ動くルイズたちの想いと、コルベール先生の隠された過去が明らかになる第6巻。防衛戦争ならいざ知らず、敵国に侵攻するのに端から学徒動員を当てにするというのはいくらなんでもおかしくないか? と思いつつも、厳しさの中に愛情を感じられるルイズの家族たちや動員された少年兵たちの戦争への憧れと恐れ、アニエスの怒りやコルベールの20年来の後悔など、262ページという短い分量の中にこれでもかと様々な感情が凝縮されていて楽しく読むことができました。続きが気になって仕方ないです。
2016/03/24
た〜
カトレア姉様マジ天使、と、陳腐な表現がしっくり来るような優しい姉とルイズを軽くあしらう凶暴な姉登場。でも、シエスタ発情のインパクトで影が薄れてしまう。後半に入ると一転シリアスな展開。ただの萌系ラノベだとなめていました。そんな生易しくありませんでした。
2016/06/09
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