ワンダービット2 (MF文庫 9-8)
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ワンダービット2 (MF文庫 9-8) / 感想・レビュー
虎師匠
書庫整理に付き再読。以下「ダンシングシンドローム」についてのみ表記。地域住民からの理不尽な苦情に腹を立てた天才科学者の主人公が、「流行に流されている者が感染するとダンスを踊り出してしまう」と言うウイルスを日本に流布した事で巻き起こるパニックを描く、極めてブラックユーモアに満ちた怪作。如何に人間の好き嫌いと言う物が移ろいやすく不確かな、他者やメディアに影響されやすい代物かを痛烈に描いており、確固たる良し悪しの判断を他人任せにしている人には耳の痛い話と言える、年月に左右されない普遍性を持つ作品。
2014/05/31
スプリント
奇抜な発想とそれにマッチした絵。読んでいてわくわくする作品です。
2016/09/03
chrno
「インサイダーケン」を読むべし。謎の父兄Aのセリフをアグネス主義者どもに聞かせてやりてえぜ。
2010/03/21
homkithi
「生き方ラインを太くしよう」 時間を扱うガジェットや人間が多く登場する印象のある一冊。無限ループは怖いけれど「人生戻る必要なし」と言い切れるかどうか。本好きとしては「さらばインサイダーケン」が一番考えさせられるかも。「親と子の感動バトル」 負けるわけにはいかない。
2009/09/29
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