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イギリス海岸: イーハトーヴ短篇集 (ダ・ヴィンチブックス)

イギリス海岸: イーハトーヴ短篇集 (ダ・ヴィンチブックス)

イギリス海岸: イーハトーヴ短篇集 (ダ・ヴィンチブックス)

作家
木村紅美
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
2008-01-01
ISBN
9784840121361
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イギリス海岸: イーハトーヴ短篇集 (ダ・ヴィンチブックス) / 感想・レビュー

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野のこ

「赤とオレンジと微妙に黄も混ざった色合いのストールをふわりとまとう」みたいなイメージの本。ふるさと、という言葉。イギリス海岸、光原社、小岩井農場…盛岡の空気に触れ、一度訪れてみたいと思いました。もう春先なのに翠がホームスパンのコートにした心模様が微笑ましかった。暑くて脱いで、そしたら寒くてまた着たり、可愛らしい。また福田パンあんバターはぜひ食べてみたい。クラシカルな装丁が素敵だなぁと思って裏も見たら思わず顔が緩む物が…♪

2017/11/20

スノーマン

何か大きなことがおきるわけではないんだけど、岩手には行ったことのない私でも情景が立ち上り、そこで過ごす皆の日常の様子、とても良かった‥。震災によってその様子は変化があったのかな‥。静かな物語なのに、福田パンやホームスパン(どちらかはパンではない(笑))など、心惹きつけるものが物語のあちこちから賑やかに手を振ってくれていた。

2016/11/19

林 一歩

地上から3cmくらいのとこで浮遊している人々を描かすと天下一品な著者の短編集。何はともあれ、福田パンを食したいと欲す。アンバターは too much だけど。

2014/02/22

あんこ

風景もひとも、読んでいるとすうっと胸の中に浮かび上がってくる、やさしい言葉の紡ぎ方。木村さんは、ずっと盛岡出身なのだと思っていたくらい、繊細に描かれています。盛岡を好きなひと、地元の人、どんな人でも懐かしくなる。おいしいものもたくさん。盛岡を離れている人は、帰ってきたくなるような物語。魅力を存分に引き出している短編集でした。

2015/06/07

菜花@ほのおかくとう協会門下生

宮沢賢治と岩手を中心とした、オムニバス形式の優しい物語です。取り立てて物語が面白い、というわけではないのですが、宮沢賢治を再読したくなります。あんバターは実在するのでしょうか?是非、一度は食べてみたいです。

2013/09/13

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