KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

作家
山岸凉子
出版社
メディアファクトリー
発売日
2008-03-27
ISBN
9784840122160
amazonで購入する

牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

shikashika555

24年組作家の作品で未読のものを読んでいこうかと思い、手に取る。 表題作は随分昔に読んだことがあり今回再読。バレエの天才 ニジンスキーの話。あまりに現実からかけ離れた話に思えるが、史実に基づいてるのだろう。 言葉によるコミュニケーションがとれないのに結婚て、どうしてたんだろうかとホントに疑問。 「黒鳥 ブラックスワン」は ジョージ・バランシンを巡る話。 生で見たことはないけれど、NYCBが骸骨みたいなダンサーを集めてると悪口を書かれながら 「ボレロ」が一世を風靡したのは記憶に残っている。

2021/10/20

リッツ

伝説のバレエダンサー、ニジンスキーの生涯。よく言われることだけど神がかり的な才能を持つものは人間としての生活を求めてはいけないのだろうか?普通の幸せを得ようとして翼を失った彼。それでもうまく折り合いをつけている者もいるのでは?と思う気持ちもぬぐい去る一冊でした。

2014/09/03

目黒乱

天才バレエダンサー、ニジンスキーの半生を描いた短編など。既成事実にとらわれない天才は、しかしその代賞として現実を習得することができない。そこから生まれる天才の悲劇。

2015/02/27

neimu

真の芸術家は非凡でたぐいまれな才能と感性を持つが故に、理解されがたく、その一瞬の輝き故に周囲は暗く淀む。燃え輝くものの末路は、燃え尽きて哀しい。

ツキノ

積読本-37 ニジンスキーについては名前だけ知っていたのだけれど、こんなエピソードがあったとは…ジョージ・バランシン、マリア・トールチーフについてははじめて知った。いまはネットですぐ調べられるから便利。バレエ(ひとつの世界)を突き詰めていくと闇と隣り合わせになる。というか華やかに見える世界ほどすぐ隣は闇、というおうか。いずれにせよ凡人にはできないこと。

2015/04/29

感想・レビューをもっと見る