大島弓子が選んだ大島弓子選集2 綿の国星 上 (MFコミックス)
大島弓子が選んだ大島弓子選集2 綿の国星 上 (MFコミックス) / 感想・レビュー
百花
友人から譲り受けた「綿の国星ファンタジーアニメーション」は、おそらく全体の三分の一の収録数だと思うので、急ぎこの「大島弓子が選んだ大島弓子選集 綿の国星」上中下巻を注文した。数十年前に夢中で読んだチビ猫の物語。上巻では「カーニバルナイト」が好きだ。外で遊びすぎたチビ猫がお腹をすかせて帰ってきたら、須和野家の家族が誰もいない。キャットフードだけは山盛り。待っても待っても誰も帰っては来なくて泣きじゃくるチビ猫。ちょうどその夜は猫の集会があり、チビ猫はまるでカーニバルのような集会に参加する、というお話。
2018/09/09
kadocks
何度読んでも何度読んでも、またまた何度読んでもいい。特にこの時期の大島弓子の傑作の森は凄まじいのだ。それにしてもこの選集、もうちょっと紙質にしても装丁にしても何とかならなかったのだろうか。せめてカラーページはカラーにするとか。ちゃんとした全集出して欲しい。昔の全集は今じゃ紙の色まで変わってしまってるしなぁ。
2012/07/29
kujira
あまりにも細い三日月を見た時、私はいつも幹事猫の「まさしく美しい 夜のけものの爪のようだ!」という台詞を思い出す。とても詩的でとてもリリカルだけれど、猫の「こっちに集中していたかと思えばあのへん走ってる」的な気まぐれさも描いている、まさしく名作。
2012/04/08
A'
少女漫画は文学だと言われていた時代。ただ可愛いだけじゃない。流れるような言葉と溢れる花とせつなさとふわりとしたかなしさとかわいさに、うっとりとする。
2009/11/22
cottontail
紙質がもうちょっと良ければなあ…
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