マリオのUFO (MF文庫ダ・ヴィンチ)
マリオのUFO (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー
紅独歩
物語を支配し動かすのは、恐怖ではなく不安である。世界の外と自分の内が未分化だった、子供時代の感覚をリアルに描く。生と死、サッカーと相撲、サッカーボールと幽霊、モルフォ蝶、サシー・ペレレ(ブラジルのお化け)。すべてが混然となって存在する。自分で作ったルールに自分で怯えるあの感覚を、ひさしぶりに思い出した。「ズル、ビス、ビス」「アッシュ!ボツン!」という擬音の挿入が効果をあげている。
2008/12/09
空腹ライフセーバー
気温が体温を超える体験ができます
2008/08/01
gakusi
マジックリアリズム
2008/07/01
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