修学旅行は終わらない (MF文庫 ダ・ヴィンチ む)
修学旅行は終わらない (MF文庫 ダ・ヴィンチ む) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
修学旅行の最後の夜に焦点を当てた青春小説。各章で主人公が代わり幽霊の謎が判ったりするミステリー要素もちょっぴりプラス。自分たちはここまでしなかったけど学生時代を思い出す・・・。
2015/04/12
エンリケ
修学旅行最終夜の高校生達のドタバタ劇。限定された時間と舞台で視点を変えて進むお話。発端は好きな女子の部屋に忍び込む場面から。いつの世もアホなのは男子学生。そこから先生を巻き込んだ大騒ぎが始まる。語り手が変わるたび、彼等の淡い恋心が描かれる。何とも甘酸っぱく初々しいその気持ち。読んでいるこちらが恥ずかしくなる。それにしても、生徒達に振り回される先生達も大変。大人目線で読むと同情してしまう。寒い雨に打たれ、ベランダから落下し、先生に叱られる。それもこれも良い思い出。どうせならもっと羽目を外した方が面白かった。
2017/10/13
coco夏ko10角
修学旅行で京都にやって来た晶嶺館高校二年生、最後の夜のドタバタ。ものすごい青春だ…。年齢的に生徒よりも宇佐美先生に共感して一緒に自分の修学旅行でのことを思い出した。
2015/11/29
おかだ
とにかく楽しそう!!修学旅行最終日、ハメを外して騒ぎたい生徒たちのドキドキの特別な一夜。好きな子に会いに行きたい男子&女子にとって、古びた旅館はRPGの城、ウロウロしてる先生はモンスターなのだなあ。いいなあ、羨ましい。みんな必死で微笑ましい。私は女子高だったから、修学旅行の夜なんて味気ないものだったなあ。嗚呼、出来ることなら青春やり直したい。共学で。
2015/05/22
ヤスヒ
高校生活の、いや人生の一大イベントである修学旅行。その修学旅行の一夜を題材にした小説。まるでタイムマシーンに乗せられて(おまけに若返って)登場人物達と一緒に夜を過ごしているかのようなワクワク感、ドキドキ感をあじわう事が出来た。読んでいる最中は終始ニヤニヤ顔だったかも。でもちょっぴりだけミステリーも入っていて謎が解けた時はニヤニヤを通り越して思わず声を出して大●●!旅行先の舞台が京都というのも嬉しいところ。そして読み終えてから自分の卒業アルバムを引っ張り出す。胸が締め付けられるような…キュ〜ンとするような…
2012/01/14
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