ファイナルシーカー レスキューウィングス (MF文庫ダ・ヴィンチ)
ファイナルシーカー レスキューウィングス (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー
カザリ
ライトな感じではなかった。。マニアックな知識か多くて、ストーリーをつかむのが、やや大変でした。
2015/02/11
いおむ
新装版の表紙から、ガチなハードアクション物かと期待して読み始めたら、「ラノベっぽいな?」と。作者のテレたようなあとがきで気付きました、ラノベだったんですね^^;それでもきっちり読み応えある内容でした。救難救助の難しさ、する側とされる側の思いや事情は単純ではない。また自衛隊の立場の微妙さ。この作品を読んで改めて今回の地震の事も考えさせられました。物語の舞台の小松基地はまさに〈現場〉だったでしょうしね。。。
2024/02/03
鐵太郎
航空自衛隊救難隊、という特異な組織を、少年の時不思議な体験をした無愛想な青年・高巣英治を主人公にして描いたもの。ラノベの文庫の一冊として刊行されたとはとても思えない小川一水節が炸裂します。リアルな設定の中で、妖精的な、あるいは呪術的な「灯(あかり)」という存在がファンタジックですが、物語は大人の鑑賞にも耐えるシビアでシニカルなもの。実は小川さんは自衛隊反対論者であったというのが面白いのですが、同時に現実主義者であった事もわかって楽しい読後感でした。
2017/12/01
F
航空自衛隊救難飛行隊、それは警察・海上保安庁・消防による救助の限界を超えた時に出動するレスキュー最後の切札だ。常に最悪の条件下で出動する飛行隊に、最年少で配属され、千里眼の異名を持つメディック(救難員)・高巣英治とその仲間たちの活躍を描く。……表紙と裏表紙解説に騙された!硬派な救助モノかと思いきやファンタジーかよ!…と思ったのは一瞬、ハードな救出劇から、自衛隊、救助隊が抱えるジレンマなど、骨太な物語が展開します。人が人を救うという矛盾、考えさせられます。
2010/05/08
岡本匠
インフルエンザに罹りながら読了。楽しく読み終えました。 小川一水は、じょうずだなあ。
2016/01/31
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